トップ >

ビストロ バロン カプリス(Bistro Baron Capricieux):素材の調和が織りなす豊かな味わいの本格的なフレンチ&クスクスが良心的価格で楽しめるビストロ(長野県御代田町)

更新: / 公開: 2015年4月17日 / 文責:

軽井沢の隣、信州・御代田町の、かりん通りと呼ばれる並木道通り沿いに、フレンチ・レストランビストロ バロン カプリス(Bistro Baron Capricieux)」があります。

ある冬の昼下がり、リーズナブルで美味しいと評判のランチをいただきにうかがいました。
お店に入って印象的だったのは、きらびやかで大きなシャンデリア、そして重厚感のある大きな梁。北欧調の淡いピンクの壁をまとい、時折はじける薪ストーブの炭音が、流れるボサノバの音楽と共に洒落た雰囲気を漂わせています。案内された窓際の席に座ると、大きな窓の向こうに広がっている雄大な浅間山の姿が目に飛び込んできました。このパノラマ・ビューイングは、ちょっと感動です。

注文したのはランチ・コース。前菜、主菜、パン(お替り自由)、デセール(デザート)、食後の飲み物という立派なコースです。※+450円で季節野菜のスープを追加できます。
前菜は「鰆と御牧産白いものテリーヌ・サラダ仕立て」もしくは「長野県産若鶏と白レバーとフォアグラのパテ・サラダ仕立て」、主菜は「カナダ産アルバータポークのコンフィ」もしくは「鶏と彩り野菜のワーテルゾーイ」から選べるということだったので、今日は、若鶏の前菜と、主菜はアルバータポークを注文しました。
でも、気になるのはお値段なのですが、これだけ充実した内容で、なんと、こちらのコース 1,850円なんです!

確かにリーズナブルですが、ただ、肝心なのはお味! ということで、最初に出てきたのは、お肉のパテ。香味野菜のピュレ(野菜を鶏のブイヨンで煮詰め裏ごししたもの)をパテのベースのお肉に含ませて低温で蒸し焼きにしているとのこと。口に入れると、お肉なのですが、けっして、しつこい感じはなく、溶けるような食感に感激です。でも、それぞれの食材が織り成す美味しさを、どのように伝えたらいいのか、うまく表現する言葉が見つかりません。まさに、食べた人にしか分からない! それが、フレンチの醍醐味なのでしょうね。

次は季節のスープ。シェフのスペシャリテ「甲殻類のエキスとカリフラワーのビスク」です。なんとも色鮮やかで繊細なお皿を、しばらく目で味わってから、最初の一口……、ワーッ、甲殻類の香ばしさとクリームのまろやかさがあいまって、コクがありながら、カリフラワーの優しい味わい、もう、これだけで幸せ気分です。
パンもいただこうとバターを付けて口に入れると……、美味し~い! それもそのはず、北海道産の発酵バターというこだわりようでした。

いよいよメインディッシュ! ナイフを入れると表面がサクッとしていながら、中はとろけるような感じ……。これまた、美味し~い!! 赤ワインをベースにした濃厚で程よい酸味が効いたソースと豚の甘い脂がベストマッチング。まさに旨みのマリアージュ(ハーモニー)と言えますね。そして、付け合せの野菜たちと共に、それぞれの食材の旨みが重なり合い融合して、とっても豊かな味わいです。
デセールは「さわやかな甘みのアスパラガスのアイスとムース・オ・ショコラ、フルーツのコンポート添え」。最後までシェフの繊細な技術と心遣いが伝わってきました。

本当に大満足だったランチ! 今までにない新しい味の世界を堪能することができました。さて、そこで皆さん、思い出してみてください、ランチがいくらだったのか。「いちろくごーまる」。そう、この本格的なフレンチコースが1,850円なんです!!
フランス料理って、ちょっと、かしこまった雰囲気があって入りにくい、高そうだし……といったイメージがありませんか?  でもでも、こちらでは、リラックスした雰囲気の中、気軽に、そして手頃な値段でフランス料理を味わえるんです!(メニューは、季節の食材に合わせて変わります)

シェフの柳澤孝明さんは幼少期から先代のシェフで父の久さんに料理の基本を叩き込まれ、高校卒業後、東京のフレンチ・レストラン等で研鑽を積み、故郷である御代田に帰って、2011年にお店をリニューアル・オープンしました。

「フランス料理は、どちらかというと、特別なときの食事になりがちですが、もっと身近なものに、パスタや焼肉、寿司といった普段の食事と同じ感覚で選んでいただけたらと思います」

現在でも、オフシーズンになると、新しい料理の風を取り込むために、ベルギーやフランスなどに出かけることもある好奇心旺盛なシェフなんです。

もちろんディナー・メニューも充実していて、ワインもそろっていますよ。
自宅でバロンの料理を楽しみたい方のために、出張料理(デリバリーシェフ)・サービス&ケータリング・サービスもあります。

土地の恵みを活かしたフランス料理~ヌーヴェルテロワール~を目指して

お店を開くにあたって栁澤シェフは、「信州に帰り、地元の野菜の生産者さん、猟師さんたちと直接お話をしながら、地域ならではのフレンチを作って、地域の方はもちろん、県外の皆さんにもおいでいただけるようなレストランを始めよう」と決意したそうです。

「食材が良いのはもちろんのこと、そこに手間をかけて昇華させるのが自分の料理です。当店ならではの、食材とソースの組み合わせを気軽に味わっていただけたらうれしいです」

と柳澤シェフ。

バロンでは、ときどき近隣の山で捕獲された鹿、キジ、猪などが手に入ると、シェフ自らがさばき、腕をふるい、採取した野生の木の実やキノコを使って美味しいジビエ料理に仕上げてくれるとのこと。「血の一滴までも無駄にせずに命をいただく」という思いからなのだそうですが、ヨーロッパの農家では、今でも一般的に行われていて、収穫祭のときには皆で祝って食べるのが普通。まさに自然に感謝する瞬間なんですね。

そういったことが、自然が身近にある地方のフランス料理店の魅力であり、強みだいと思うのですが、それを発信し続ける柳澤シェフのルーツみたいなものをお聞きすると、

「幼少期から、猟師をしていた祖父や父と一緒に行った川や山で、その恵みを分けてもらうという経験の中から、手をかけることで得られる安全と美味しさがあるということを学びました。そうした『生きた教育』をバックグラウンドにして今、食材と会話する料理に取り組んでいます」

とのことでした。

いろいろな味を楽しめるクスクス料理&ディナー

ちょっと、お話ししたクスクス・ランチについて、もう少し。
クスクスとは、モロッコ、チュニジア、アルジェリアなど北アフリカの伝統料理ですが、フランス、イタリアなどのヨーロッパ、およびブラジルなど世界の広い地域で食べられている、デュラム小麦から作っている小さい粒状パスタです。

バロンでは、クスクスの上に海老、牛肉、豚肉、鶏肉、ベーコン、半熟卵、季節の魚が乗っていて、別に熱々の香辛料の効いた肉団子スープが添えられます。このスープにつけてもよし、かけてもよし、お好みで食べるのですが、いろんな味が楽しめて、ホント何かクスクス楽しくなっちゃう料理。そして、何ともボリューミィなので、お腹も大満足。これで1,680円なのですから、お財布も満足です。

ディナーについても、もう少し。コースは、お肉がたっぷり堪能できる(メニュー入れる)1,850円コース(ランチもOK)と、コストパフォーマンスが素晴らしい(メニュー入れる)3,850円のフルコースがあります。
ワインセラーには、フランスはブルゴーニュ地方のワインを中心にイタリア、スペイン等の美味しいワインが、たっぷりストックされていて、料理に合わせたチョイスをしてくれるそうです。

シェフが自ら出向く出張料理(デリバリーシェフ)&ケータリング

誕生日、結婚記念日、喜寿祝い、あるいは、出産祝い、入学祝い、合格祝いなどといった特別な日に、家族が集まって美味しいものでも食べながらお祝いするなんて、いいですよね。でも、お祖父いちゃんお祖母ちゃん、あるいは、小さな子どもがいるから外食ができないとか、皆でお酒を飲むから車での外出が大変ってことあるのでは……。
あるいは、お客様が来たので、お家でおもてなしをしたいなんてことも……。

そんなとき!  シェフが自宅に来て、温かいお料理を提供してくれたら、どんなに素敵でしょう!!
その素敵をバロンが実現します。柳澤さん自らが自宅に赴き、その腕をふるってくれる出張料理(デリバリーシェフ)があるんです。
でも〜、そんなテレビのドラマのようなこと、贅沢だな〜、と思った方、そこはバロン、やっぱり、とってもリーズナブル。出張料込みで1人5,000円〜実現できるんです。
オーダーは1か月前くらいからで、お客様のニーズに合わせてメニューを構成します。ある程度の仕込みをし、素敵なお皿なども用意していって、現場で仕上げる形をとっています。
現在、軽井沢中心、とくに北軽井沢からの要望が多く、貸別荘などでのコンパクトな結婚式などもあるそうです。そして、その評判を聞きつけた人からのリクエストで、伊豆、千葉、東京まで出張することも。
皆さんも、ちょっとした心の贅沢で、お家でパーティーはいかがですか。

それと、レストランの味を自宅に届けてくれるサービスが、もう一つ。お弁当やオードブルの盛り込みなどを宅配するケータリングを1人2,000円~提供しています。レストランの味だからこそ、とっても喜ばれているそうです。

音楽ライブや講習会、体験会などのイベントも楽しい

バロンでは、広めの店内を利用して、音楽ライブや講習会、体験会などのイベントの会場として活用してもらっています。

これまでも、雑穀&フレンチの料理セミナー、美味しいランチコースを撮影する写真講座、ピアノ弾き語りライブ、弦楽三重奏コンサートなどが開催されています。
交流会、あるいは婚活パーティーなど、いろいろなアレンジで活用できることでしょう。

お店からのヒトコト

私、茶道を嗜んでいて、上田市の江戸千家の小宮山先生に師事しているのですが、その精神を活かし、季節の自然を取り入れたりすることで、お客様に楽しいひと時を過ごしていただけるよう、心からのおもてなしを努めています。
茶道のような日本で熟成した文化は、間を大切にしているのですが、私も、食材、塩加減、調理法、料理を出すタイミングなど、ご来店いただいたお一人お一人にご満足いただけるよう、心配りを忘れないようにしています。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

柳澤孝明

電話番号 0267-32-0087
住所 御代田町大字御代田2013-16
営業時間 昼:11:30~ラストオーダー13:30
夜:17:30~ラストオーダー20:30
定休日 水・木曜日