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しあわせおやつ。yukiiro (ゆきいろ): 動物性食材や白砂糖を使わない、マクロビオティックにならった素材の味が生きる優しい味(長野県佐久市)

更新: / 公開: 2011年7月27日 / 文責:
yukiiroさんは、ご都合により、しばらくの間、お菓子の製造をお休みします。活動再開の折には、リラクオーレでもお知らせしていきます。

上田市にある「ベーグル屋ハル」さんのお店に向かいました。でも、お目当ては「しあわせおやつ。yukiiro」さんのお菓子。実は、ハルさんの店休日である毎週日曜日に、パティシエの大森由紀枝さん自身が店頭に立って、お菓子を販売しているんです。
卵、バター、乳製品など動物性の食材や白砂糖を使わないナチュラルで身体にやさしいyukiiroさんのお菓子。お店には、焼き菓子やスコーン、生ケーキ、タルト、プリンなど季節の食材を使った10〜15種類が並びます。

「マクロビオティックの影響を受けて、バターや卵、牛乳など動物性の食材は使いません。甘味も、白いお砂糖ではなく、きび砂糖や甜菜糖、メープルシロップなどを使っています。甘さを抑えているので、素材の味が生きるんだと思います。身体にも負担がかかりません」

と大森さん。

動物性食品を取り過ぎている傾向のある私たち現代人。健康のために、yukiiroさんのお菓子やパンをライフスタイルの中に取り入れてもいいような気がします。もちろん、べジタリアンやアレルギーのある方には最適ですね。

食材は、実家で作っている野菜や地元産のものも活用し、できる限りオーガニックを取り入れているとのこと。季節や食べてくださる人のことを考えて、型にとらわれずに作っているそうです。

お菓子は、リカーランド現金屋上田市)/停車場ガーデン(小諸市)/玄米菜食のお店cafe LOHAS(東御市)/雑貨とアロマのお店hiraya(上田市)/雑貨と洋服JAMCOVER VILLAGE(高崎市)でも購入でき、また、マルシェなどのイベントにも出店しています。

さらに、開催の希望があれば、「お菓子教室」も開いてくれます。やはり、卵や白いお砂糖などは使いません。例えばクリームは豆乳で! カスタードクリームもできるのだそうです。
「実は、簡単に作れるんです。しかも、身体に優しい。お子様のおやつにもぜひ取り入れてほしいですね」と大森さん。

季節や人に合わせて、型にこだわらずオーガニックに作る

大森さんは、穀物菜食ではよく知られる安曇野の「舎爐夢(しゃろむ)ヒュッテ」で働いていたそうです。

使う食材は、実家のご両親が作っているカボチャ、いちご、ブルーベリーなどの野菜や果物のほか地元産のものをなるべく活用し、季節に合わせたものを作っています。
「1年中、毎日同じものを作るのではなくて、材料や食べてくださる方のことを考えて、自由な発想で作っています」と大森さん。

そして、100%有機というわけにはいかないけれど、できる限りオーガニックを取り入れているそうです。
「大量生産・大量流通のための保存料、見た目を繕う着色料など、使わないで済むのなら使わないほうがいですよね。ちゃんと、こうして作れるのですから。オーガニックなものは味に深みがありま
す。その美味しさを、もっとたくさんの人に知ってもらいたいです。そして、市販のお菓子の添加物などにも、少し気にかけてもらえたら嬉しいですね」

最近は、手作りのお菓子やパンのお店も多くなりましたが、余計なものが入っていないものを選ぶという選択を消費者が始めています。健康や安全、真の美味しさなどが求められれいるのでしょうね。

動物性食材を使わずに素材の味を生かす

yukiiroさんのもう一つの特徴は、動物性の食材を使わないこと。

「もともと動物性のもの(お肉や生魚)が苦手だったんですが、マクロビオティックに出会うと、その美味しさが自分に合っていたんですね。一般的なお菓子は甘すぎる気がします。甘さが勝ってしまって、素材の味が生きていません。それに、白いお砂糖はからだにとても負担がかかるんです」と大森さん。

日頃、私たち現代人は、どちらかというと動物性食品を取り過ぎているように思います。だから、そのバランスをとるためにも、yukiiroさんのパンやお菓子をライフスタイルの中に取り入れてもいいのではないでしょうか。

yukiiroさんは、お客様からの要望があるときに、お菓子教室を開催しています。
タルト、プリン、クリームパフェ、クッキーなどなど、実は、バターや卵、牛乳を使っていないので、コツを覚えたら割と簡単にできるのだそうです。豆乳や豆腐など、お菓子作りにはあまりなじみのない食材も使うのですが、これが本当に美味しいんです!

「私、ちょっと不器用なの」というお母さん!  お子様のおやつ、誕生日やクリスマスなどに手作りしてあげれば、きっと大喜びですよ。それに、男性も大歓迎!  スイーツ男子も増えている昨今、お菓子作りが女性にもてる条件かも。

とにかく食べてみたいという人は、イチゴやリンゴ、ブルーベリーなどを使ったマクロビオティック仕様のホールケーキ、タルトを注文で受け付けています。

お店からのヒトコト

パンが好きで、天然酵母のパン屋さんを巡っていた頃、清里の清泉寮のパン工房に勤務することになりました。そこで、舎爐夢ヒュッテを知っている人と出会い、3年間、働かせてもらったのが、今につながる運命みたいなものでした。マクロビオティックとの出会いも舎爐夢さんでした。

おかげさまで、開店以来、多くの皆様との出会いがあり、それが少しずつつながって、yukiiroのパンとお菓子を知っていただけるようになりました。本当に感謝です。

環境や化学物質など、いろいろと悩ましい現代。世の中の仕組みを大きく変えることは簡単ではないけれど、自分が、こうしてできることをすることで、何かに少しでも貢献できるのではないかと思っています。

大森由紀枝

インスタグラム https://www.instagram.com/yukiirookashi/