Twitterで自分史や日記を書く
SNSのひとつにTwitterというのがあります。
“SNSの”と書きましたが、実は私はTwitterはSNSとは考えていません。
ではなんなのか?
Twitterのひとつの使い方として今回のテーマである自分史や日記を書くという使い方です。
「2015年12月時点で、1カ月間にTwitterにログインした月間アクティブユーザー数は3500万人」だそうで、全世界Twitterユーザの1割は日本人。国によって人気のサービスは違うものですが、日本ではTwitterがよく使われていることは確かです。
Twitterはそもそもブログの一種として誕生しました。
140文字の制限でその時のことを表現し記録していくものなのです。
一時“なう”というのが流行りました。
軽井沢に今います、という時は「軽井沢なう」とTwitterでツイート(Twitterで投稿のことはツイートといいます)しました。
「ランチなう」「スタバなう」「インフルエンザなう」などなど。
なんだそれ、と思いますがこれがTwitter本来の使い方でもあるのです。
ツイートはその投稿された日時も一緒に保存されていきます。つまり記録として残るわけです。
Twitterの機能でツイートはダウンロードすることができます。
そのデータをさかのぼれば、いつどういう行動をしていたのか、どんなことを考えていたのか、何をいくらで買ったのか、世の中で起こったことに対して自分はどう考えていたのかなどを確認することができます。
もうすぐ東日本大震災から5年です。
その日、私はまだサラリーマンで銀座のオフィス。
電車は止まってしまったのですが20キロ以上はなれた自宅まで徒歩で帰宅することしました。出発から帰宅まで何度かツイートしてます。
18:19 「さあ、歩いて帰る。さて、何時着かなあ。わくわく。」(ほとんどの写真は帰宅をあきらめ、なかには下記の私のツイートにオフィスから返信して励ましてくれる同僚も)
19:23 「秋葉原なう」(神田川が津波で波打ってました)
20:45 「北千住なう」(このあたりまでくると人も少なくなりそれにつれて寒さで疲れも)
23:44 「三郷なう。もう少しだ!」(クルマなら10分くらいなのになかなか着かない)
12日 1:09 「到着。27km 6時間。足が動かない。」(幸楽苑でラーメン食べながらのツイートだったような)
最初はのんきなツイートですが、寒いし、足は痛くなったのをこの記録を読み返しても思い出しました。
つまりTwitterでつぶやいたことがそのまま自分史として残っていくのです。
ツイートそのままが自分史というのは大げさでしょうが、ツイートは本格的な自分史のための史料ともなるでしょう。
日記帳をかってもなかなか書いていけないというのはよく聞きますが、Twitterでならその苦痛もなく断続的にでも続けられるでしょう。
私の場合にはツイートは公開してるのでどなたでもアクセス可能ですが、Twitterの設定で、非公開にすることもできます。
何かをメモ代わりに記録してくというような使い方でもいいので使ってみてはいかがでしょうか。
コラムニストのプロフィール : 二宮 功
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