災害時にメッセンジャー系サービスを活用しましょう
今週熊本県を中心とする地域で発生した大地震では多くの方が大変な状況にあわれております。5年前に起こった東日本大震災でどうしても北の方に目は行ってましたが、日本のどこでも地震による災害には日頃から準備が必要ですね。
こういう災害時に今や携帯電話の通信網がとても重要になっています。
移動式の基地局もキャリア各社は用意しており通知網の復旧に向けて尽力している事と思います。
完全に基地局がダメになってしまうと携帯電話でインターネット利用もできなくなるわけですが、音声通話でかかりにくい状況のような時、メッセンジャーサービスを使ってみましょう。
音声通話よりもデータ量が小さいので通信への負荷が低く届くのではないかと思います。
東日本大震災の押し寄せる津波の生中継を見て、私は宮城県に住む姉にショートメッセージ(SMS)を使って高台へ非難するように伝えました。
意外にショートメッセージを知らない方も多いのですが、相手の電話番号でテキストメッセージをやり取りできるサービスです。
昔はキャリア同士は接続されてなかったので同じ携帯電話会社内でしかメッセージの交換はできませんでしたが、今では相互に接続されています。
ただこのサービスを知らずに受信制限などをかけているかたもいるので届かない、あるいは届いても気がつかない場合はあります。
携帯電話会社に依存しないメッセンジャー系サービスでメジャーなのは次の4つ。
日本で現在一番使われているメッセンジャー系サービスはLINEでしょう。
“スタンプ”とよばれるイラストで感情表現などできるのが受けています。
Facebookにもメッセンジャーがあります。
Twitterだと、フォローしている同士がメッセンジャー交換できる“ダイレクトメッセージ”
どちらかというとインターネット通信を使った音声通話のSkypeというサービスもテキストでのメッセージ交換ができます。
災害発生時のときのために、家族でいずれかのサービスでもコミュニケーションできるようにしておくことをオススメします。
無事かどうか確認できないだけでもストレスになります。
家族とコミュニケーションできれば多少は落ちつく事もできるのではないでしょうか。
コラムニストのプロフィール : 二宮 功
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