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古本カフェ「のらっぽ」:築160年の古民家の店内に並ぶ約2,600冊のアートな本が圧巻! お気に入りの本を探しながらカフェで過ごすくつろぎの時間(長野県東御市)

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東御市の海野宿の中ほどに、『古本カフェ「のらっぽ」』があります。元は質屋さんだったという築160年の古民家を改装した店内は、漆喰壁の白と梁や天井板の黒とのコントラストが印象的です。そして、畳の部屋に並ぶ約2,600冊の本が圧巻! 土間には喫茶用のテーブルが用意されています。購入したい本を探すもよし、ゆっくり本を読んでもよし、珈琲を飲んでくつろぐもよし、それぞれに過ごすことができます。

土間のある店内

土間のある店内

店内にある本や雑誌は、基本的には広い意味で「アート」であり、「美しいもの」なのだそうです。例えば、映画、写真、美術・工芸、民芸、建築、絵本、文芸、民俗、人文、音楽、漫画、山・自然などなど。実は、そのほとんどが店主の奥村誠一さんの趣味に片寄っているんです。

築160年の古民家

築160年の古民家

というのも、東京でサラリーマンをしていた奥村さんでしたが、「山の見えるところに住みたい」という希望をかなえるべく、定年後に上田市に移住してきました。その際に、手持ちの数千冊の本を減らすべく開業を決意したのが、『古本カフェ「のらっぽ」』だったのです。お店にふさわしい建物を探し求めてたどり着いたのが北国街道海野宿。2016年7月に開店したのでした。

ホット・アップル・ジンジャー

ホット・アップル・ジンジャー

カフェの飲物は、珈琲、紅茶、ミントティー、りんごジュースなどなど。奥村さん一人で切り盛りしているので、珈琲は注文を受けてから豆を挽き、ハンドドリップで出しているとかで、皆さん少々お時間をくださいとのことでした。紅茶は出雲産、りんごジュースは当然ながら信州産100%で、ホット・アップル・ジンジャーも隠れた人気だそうです。

そこで、うれしいサービスが! 飲物のほとんどは400円(税込)なんですが、本を1,000円以上お買い上げの人は飲物100円OFF! 3,000円以上お買い上げの人は飲物1杯を無料!! です。

さて、お話しした通り、これまで奥村さんの手持ちの本を売ってきた「のらっぽ」でしたが、それも少し品薄になってきたので、今後は、買取も行っていきたいそうです。先に提示したジャンルのほかにも歴史、ノンフィクション、文学なども充実させていきたいので、本を売りたいと考えている人は、気軽に来店または連絡して欲しいとのこと。ISBN、バーコードのついていない本も歓迎!

お店からのヒトコト

実際に店舗を構え、古本カフェとして本を並べていると、いろいろなお客様とお話できることが日々の楽しみです。例えば、「これ私のお姑さんの書いた本だ」「この本にうちの親戚のおじいさんが出てくるんです」「私この本のフランス語訳をやりました」「この写真集に俺が映ってるんだよ」「あら、私の書いた本があるわ」などなど。でもやっぱり、「探してたんですよ、この本!」という言葉を聞くのが最高の喜びですね。
お気に入りの本が見つかれば、あなたもほんのり幸せな気分になれることでしょう。できたら本を買っていただけると、店主も少しだけ幸せになります。

店主・奥村誠一

住所 長野県東御市本海野1030 丸屋平右衛門様方
電話番号 090-4161-3200(のらっぽ)/080-5034-7969(奥村さん)
営業時間 10:30〜16:30頃
定休日 火・水曜日(12月上旬頃〜2月下旬は、ほぼ冬休み)
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Twitter https://twitter.com/fukagawafura