夏休みの上田映劇は、珠玉のアニメーション上映中! その3『ブレンダンとケルズの秘密』アイルランドの冒険劇 8/9〜17
大正時代から続く老舗映画館「上田映劇」では、珠玉のアニメーション三昧の夏休み企画が上映中!(8月9日〜17日)
①『この世界の片隅に』紹介 → コチラ
②『あの夏のライオン』紹介 → コチラ
③『ブレンダンとケルズの秘密』
今回は、コチラを紹介します。
■『ブレンダンとケルズの秘密』[2009年/フランス・ベルギー・アイルランド合作/75分]
全国で注目を集め、上田映劇でも公開された『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』のトム・ムーア監督のデビュー作。第82回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされたファンタジーアニメです。
アイルランドの国宝で、「世界で最も美しい本」とも言われる豪華な装飾の福音書「ケルズの書」、少年修道僧ブレンダンと妖精アシュリンが、その聖なる書を完成させるた
めの冒険を描いています。中世絵画にならって現代的な遠近法を排すことで、「ケルズの書」の鮮やかで美しいケルト文様が万華鏡のように動きだします。
音楽は、数々の映画音楽を手掛けるブリュノ・クレとアイルランドを代表する音楽グループ、KiLA。
〈ストーリー〉
9世紀のアイルランド。バイキングの襲来にそなえ、ケルズ修道院を囲む塀を作る大規模な工事が続く中、バイキングに襲われたスコットランドのアイオナ島から、高名な修道士エイダンが、一冊の「聖なる書」を携え逃れて来る。その本には隠された知恵と力が秘められていた。本を完成させるためブレンダンは、インクの原料である、ある植物の実を探しに、危険を冒して、不思議な生き物が隠れ住む魔法の森へ出かける。森でオオカミの妖精アシュリンの助けを得てブレンダンは、無事に実を持ち帰るが、バイキングの襲来がケルズにも迫っていた。ブレンダンは本の力によって、迫りくる闇を打ち砕き、世界に光を取り戻すことができるのか?
監督:トム・ムーア/音楽:ブリュノ・クレ・KiLA (キーラ)/配給:チャイルド・フィルム、ミラクルヴォイス
詳しくはホームページ → コチラ