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ワタリドリのカフェ:坂道を登ったところにあるウッディな絶景カフェの自家焙煎珈琲とケーキで、現実を忘れてホッと一息!(長野県青木村)

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青木村の市街地から夫神岳方面、義民の墓に向かって進み、さらに坂道を登ったところにあるログハウスが「ワタリドリのカフェ」さんです。ここまで登ると、まさに絶景! 木の温もりに包まれた明るく開放的な店内の窓からは、眼下には家々が広がり、目を上げると遠くに山々も望めます。

そんな景色を眺めながら、運ばれてきた浅煎りの自家焙煎コーヒー(単品400円)&本日のケーキのガトーショコラとレモンタルト(ドリンク+本日のケーキ2種プレート800円)をいただくと、ふと現実を忘れ、一息つくことができます。

「実は最初はゲストハウスにしたかったんです。遠方からいらっしゃる方や地元の方など、いろいろな人が来るゴチャマゼの場を作りたかった。なので、そんな方たちがカフェで、のんびりしたり、本を読んだり、おしゃべりしたりしてもらえたらと思っています。」

とは、オーナー夫妻の鳥梅泰幸さんと昌代さん。
カフェで豊かな時間を過ごすためのツールが美味しいコーヒーであり、手作りケーキなのだそう。

泰幸さんは、カナダ留学の際、スターバックスでブラックエプロンに合格した経験があり、今も独学でコーヒーについて学びを続けています。豆も焙煎したものを買うと、どんどん劣化しちゃうので自家焙煎にしたのだとか。ルワンダのカリシンピを中心に、ケーキや気分で選んでいただけるように複数の豆を用意しています

週替わりのケーキは奥様のご担当です。

■看板猫のミャウ君
店に行くと、我がもの顔で店内を動き回っている看板猫のミャウ君に会うことができるかもしれません。8年前、以前に住んでいた千葉県で、保護猫だったミャー君を譲り受けたのが最初の出会い。3か月くらいのときでした。たまたま居合わせたお客様同士がミャー君を囲んで話が弾んだり、ミャウ君との記念撮影を試みたりして、店内は和やかな雰囲気になります。ミャウ君に会いに来るお客様もいるのだとか。

■ワタリドリは自由の象徴
店名の「ワタリドリ」には、「鳥のように自由に」「未知との出会いとワクワクを」 という意味が込められているそうです。

「カフェが、そこでの会話や置いてある本などから、知らないことに出会う場所になったり、欲を言えば、未来を語れる場所、そんなワクワクする環境になったらいいなって思うんです。」(泰幸さん・昌代さん)

そんなことの実現のために、最近は、ワークショップや朝活(自主学習)、コワーキングスペースなど、学びや気付きの場として、カフェを提供しています。

■鳥海さんご夫妻の経歴
初めゲストハウスを始めたいと、移住先を探し始め、新潟や長野を回りながら青木村にたどり着いたそうです。決め手は景色。土地を購入し、住居兼のカフェを建てました。
お店は2021年 5月にオープンしました。現在、それぞれが移住前の仕事も続けながら営業しています。
人と人とのつながりの輪を広げていきたいご夫妻は、実は、クラフトビールの醸造施設を計画中らしいんですが、そのお話しはまた……。

ワタリドリのカフェ
  • 【住所】
    • 長野県青木村夫神660
  • 【電話】
    • 050-1068-8466
  • 【営業時間】
    • 13:00〜17:00
  • 【定休日】
    • 火・水・木曜日
  • 【Instagram】