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オーガニック自家焙煎コーヒー アマナカフェ:優しい味わいのコーヒーは、有機農法で栽培した南米ペルー・マチュピチュ産などの豆を鉄鍋で焙煎(長野県北相木村)

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音楽イベントやマルシェなどに出かけると、「オーガニック自家焙煎コーヒー アマナカフェ」のお店が出店していて、オーナーのダンディで優しそうな井出正さんと笑顔が素敵な教子さんご夫妻、そして野生的な青年である息子の天行さんが迎えてくれます。

南米ペルー・マチュピチュ産のコーヒー(400円)をいただきました。この豆は、農薬や化学肥料を使用せず、有機農法で栽培したもの。コーヒーが大好きだった正さんが探した安心で安全なアマナカフェを代表するコーヒー豆です。 中煎りの豆をペーパードリップで淹れたコーヒーは、ほどよい酸味とコクがあり、とっても優しい味わい。
正さんは、収穫後も防虫剤・防カビ剤などを使用していない生豆を、手作業で丁寧に選別しています。そしてそして、なんと機械を使わずに、鉄の中華鍋をガスコンロにかけて自家焙煎しているんです。皮は扇風機で飛ばしています。ワイルド〜!

ほかに、次の豆も用意されています。
◎グァテマラのカフェピューマ(無農薬栽培)
野生の動物ピューマの保護とコーヒー農園が共存するために売上の一部を保護団体に寄付。心地よい香りと柔らかい酸味のバランスが良い。
◎インドのモンスーン
コーヒーを列に並べて、モンスーン(貿易風)が均一に吹き抜けるようにする独特な精製方法によって作られるコーヒー。強い独特な苦味と香ばしさが特徴。
◎コスタリカのジャガーハニー
果肉を除去した後に残るヌルヌルの部分を残したまま乾燥させるハニープロセスのコーヒー。ジャガーハニーは、絶滅危惧種の動物をジャガーを守るためのプロジェクトとして、森林を守る活動に寄付している。ハチミツのような香りやコクがある。

ところで、コーヒー豆の選別・焙煎の作業を正さんは、北相木村の山あいにある住居兼工房で行っています。約30年前に東京から移住し、購入した土地に生えていた木を切り、古い倉庫の梁を譲ってもらってセルフビルドした、実に味わい深い趣ある山小屋風の家なんです。実はまだ、今でも壁とかが未完成。「スペインのサグラダファミリアと競っています」とは正さん。

■手作り木工家具と森林セラピー
その木工技術を生かして正さんは、手作り木工家具も作っています(木工房アマナ)。国産木材を使い、ナチュラルオイル研磨仕上げをした机や椅子などは、年月がたてばたつほど、渋い味わい出てくるそうです。

そして、教子さんも森林セラピストの資格を持っています。森は、殺菌作用のあるフィトンチッドで浄化され、風のそよぎ・揺らぎによってリラックス効果があるのだそうです。

「この家具の木目にも同じものはないのですが、それがf/1のゆらぎ。それが心地よいんです。自然から離れた都会的な暮らしには、そのゆらぎが少ないですね。」(教子さん)

教子さんはセラピストとして、イトオテルミー温熱刺激療法の療術師でもあります。

■アコースティック・デュオ「AMANA」
ところで、井出さん夫妻には、実はもう一つの顔があるんです。正さんがギター・コーラス、教子さんがボーカルを務めるアコースティック・デュオ「AMANA」というミュージシャンとしての顔です。
お二人は、自給的な山の暮らしを実践しながら、心と体を癒すナチュラリストとして、自然の偉大さ・いのちの尊さ・平和への感謝のメッセージを、優しさ溢れるサウンドにして届けています。教子さんの、さわやかな中に力強さを感じる歌声は、私たちの魂に響きます。

正さんは、その音楽の技術を生かして音響エンジニア(AMANA SOUND)の仕事もしています。

オーガニック自家焙煎コーヒー アマナカフェ
  • 【住所】
    • マルシェなどイベントに出店
  • 【Facebook】
  • 【電話】
    • 080-5108-9521