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【会期延長】世界の昆虫写真家による『海野和男 写真展「庭の自然とファーブル昆虫記の世界」』開催中! 絶滅危惧種を含む貴重なチョウの美しくも可憐な姿に引き込まれる @小諸高原美術館 〜9/6

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小諸市の市立小諸高原美術館・白鳥映雪館で『海野和男 写真展「庭の自然とファーブル昆虫記の世界」』が開催中!  新型コロナ感染拡大の影響で一時閉館していましたが8日から再開。会期を9月6日まで延長しました。

海野和男氏が昆虫写真家の第一人者として世界を舞台に活躍されていることは知られていますが、市内にアトリエを構えていることから本美術館では毎年、写真展を開催しています。

本展覧会では、ファーブルにまつわる庭および海野和男氏のアトリエ周囲の庭の写真などをあわせて展示します。ファーブルは、晩年、ほとんど敷地内から出なかったと言われています。今年は、海野氏もアトリエに広がる庭に遊ぶ昆虫たちを撮影の中心としました。そこに広がる豊かな自然と昆虫たちによる不思議で美しい世界を紹介します。(パンフレットより)

ミヤマシジミ

ミヤマシジミ(海野和男デジタル写真サイト「小諸日記」より)

とあるように今回は、かつて海野氏が、『昆虫記』で有名なファーブルゆかりの南フランスを訪れて、そこに生息するを撮影した写真と、アトリエを構えて30年になる小諸市に生息するクワガタやハチなどの昆虫、とくに絶滅危惧種を含めた貴重なチョウの写真を集めた展示となっています。その美しくも可憐なチョウの姿は一見の価値あり! 思わず息を飲み、その素晴らしき世界に引き込まれます。

〔海野和男氏プロフィール〕
東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学ぶ。アジアやアメリカの熱帯雨林地域で昆虫の擬態を長年撮影。1990年から長野県小諸市にアトリエを構え身近な自然を記録する。著書「昆虫の擬態(平凡社)」は1994年日本写真協会年度賞受賞。2015年にその続編「自然のだまし絵 昆虫の擬態(誠文堂新光社)」を発刊。日本自然科学写真協会会長。
・『海野和男のデジタル昆虫記』 → コチラ

◎展覧会初日に海野和男氏にインタビューさせていただきました。
インタビュー『小諸市の里山には美しき貴重なチョウが多数生息! 絶滅危惧種を含むチョウと共に過ごした30年間の経験から、個人レベルでもできる保護の取り組みを提言』は → コチラ

[同時開催]糠地郷の蝶〜宮坂繁の標本コレクション、大島康紀の絵画作品〜(無料)
◇市民展示室にて
[同時開催]動物写真展
◇ハローマニアルにて

海野和男 写真展「庭の自然とファーブル昆虫記の世界」
  • 【日程】
    • 2020年7月23日(木)~9月6日(日)  ※会期延長
  • 【時間】
    • 9:00~17:00
  • 【入館料】
    • 一般500円/小中高校生無料/30名以上団体400円
  • 【会場】
    • 市立小諸高原美術館・白鳥映雪館:第1・第2展示室(長野県小諸市大字菱平2805-1)
  • 【主催】
    • 小諸市教育委員会
  • 【問い合わせ】
    • TEL.0267-26-2070