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障がい者の美術作品『ざわめきアート展2017』開催中! 援護施設での優しさを描いた映画『幸福は日々の中に。』上映会 @安曇野市豊科近代美術館 12/9

更新: / 公開: 2017年12月6日 ( ※ 古い情報です ) / 文責:

安曇野市豊科近代美術館で障がい者の美術作品アール・ブリュットを展示する『ザワメキアート展2017』が開催中! そして9日には、知的障がい者援護施設「しょうぶ学園」の日常を描いたドキュメンタリー映画『幸福は日々の中に。』の上映会が予定されています。

◼︎映画『幸福は日々の中に。』上映会
「しょうぶ学園」は、障がいを持つ人があるがままの自分でいることを許される場所。知的障がい者のケアや支援だけでなく、木工や陶芸、絵画といった活動ができる環境も整っていて、好きな手仕事をしながら、叫ぼうが歌おうが一日中ぼんやりしていようが、衝動の全てを肯定してくれます。そこで制作された作品や学園のパーカッションバンド「otto & orabu」の演奏は、多くの人を魅了しています。
映画は、90年代に伝説となったインディペンデント映画『ステップ・アクロス・ザ・ボーダー』のドイツ人映像作家ベルナー・ペンツェルさんと写真家でもある茂木綾子さんが共同監督を務め、「しょうぶ学園」での暮らしや、園長や職員たちの思いを丁寧に描いていきます。
きれい事ではすまされない福祉事業の運営において、学園が取り組んできた活動は、今を生きる私たちにさまざまな問いを投げ掛けます。普通って何? 優しさって何? 改めて自らを見つめ直す73分です。
[2016年/ドキュメンタリー/日本語/カラー/73分]
詳しくは公式ホームページ → コチラ
【日時】
2017年12月9日(土) 14:00〜16:00
【参加費】
500円
【定員】
50名
【会場】
豊科交流学習センターきぼう(安曇野市豊科近代美術館の隣り)

◼︎ザワメキアート展2017
☆ザワメキアート?

障がいのある人が表現した作品に向き合ったとき、どこか心がザワザワとし不思議な感覚を覚えるものがある。忘れていた、眠っていた、自分の感覚のどこかがくすぐられたり、揺さぶられたり… そんな作品を展示します。
☆障がいのある人の表現とアール・ブリュット
アール・ブリュット《生(き・なま)の芸術》とは1940年代にフランスで考案された美術の新しい考え方で、そこには、精神障がいのある人や正規の美術教育を受けていない人などが制作した絵画や彫刻、表現なども含まれ、現在日本では「障がい者の美術作品」のような意味で使われています。
この公募展では、地域の福祉施設やアトリエ、自宅などで生まれる表現が、障がいのある人の生きる力や、幸福に繋がっていることだけでなく、鑑賞する人を感化する、アートとしての底力を持っていることを紹介しています。
※公式ホームページより要約 → コチラ

ざわめきアート展2017
  • 【日程】
    • 2017年12月1日(金)〜12月20日(水)
  • 【時間】
    • 9:00〜17:00(月曜日と祝祭日の翌日休)
  • 【会場】
    • 安曇野市豊科近代美術館(長野県安曇野市豊科5609-3)
  • 【問い合わせ】
    • TEL.026-295-3441(実行委員会事務局9:00~17:00)
    • TEL 0263-73-5638(豊科近代美術館)