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在来作物と種を守り継ぐ人々の美味しい物語『よみがえりのレシピ』上映会開催 @ 塩田公民館 in 上田 5/24

更新: / 公開: 2014年5月4日 ( ※ 古い情報です ) / 文責:

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在来作物と種を守り継ぐ人々の物語を通じて、食と社会の今と未来を考える映画『よみがえりのレシピ』が上田市で上映されます。

在来作物とは、それぞれの地域で何十年、何百年にわたり、その作物の種をとって保存しながら栽培を続けてきた地域独自の作物で、その味、香りとともに調理方法も代々受け継がれているものです。
しかし、品種改良された野菜に比べ、日持ちや品質のそろいがよくないので、生産性や収益性が低いことから高度経済成長の時代の大量生産、大量消費に適応できず、この数十年で30品目以上が消失しているそうです。

でも、地域の気候風土の中で育った在来作物には、自然の恵みをたくわえた滋味豊かな味わいがあります。そんな地域の味を守り継いでいる人々の取り組みを知ることが、世界中で起きている食や農業の問題、さらには、私たちが未来に向けて考えるべき、さまざまな課題への処方箋(レシピ)としてほしい、それがこの映画に込められた思いです。

「栽培者自身が種苗を管理し守ってきた在来作物(ざいらいさくもつ)は、世代を超えて地域に受け継がれてきました。しかし品種改良された作物より収量が少なく、病気にも弱いことから市場で評価されず、多くは消失してしまいました。そんな時代に独自の料理法で在来作物の存在に光を当てた“山形イタリアン”「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフ。野菜の個性的な味・食感・香りを生かした料理には、新鮮な魚介や肉と、地域の風土や物語も盛り込まれます。また焼き畑農法を研究する江頭宏昌先生は「ここにしかない価値」を秘める在来作物が地域再生の起爆剤になると確信しています。さらなる主役は、手間を惜しまず種(たね)を守り続ける農家の人たち。その笑顔と心意気を感じることで、何気ない日々の生活が少しだけ違って見える、そんな魅力が『よみがえりのレシピ』には溢れています。」(パンフレットより)

いろいろと考えながらも、美味しそうな食材と料理にお腹がすいてしまう映画です。
当日は、安曇野たねバンクの臼井健二さんのお話もあります。

『よみがえりのレシピ』上映会
【日時】
5月24日(土)
① 10:30~12:05
※1回目のみ託児有り(1歳半以上)
申込み email hidden; JavaScript is required (松倉) 5月20日締切
② 13:30~15:05
※15:15~16:30 
「たね」のお話=安曇野たねバンク・臼井健二さん
③ 19:00~20:35
【会場】
塩田公民館・大ホール(上田市中野20番地)
【料金】
一般前売り1000円/当日1200円/高校生以下無料
【主催】
蚕都くらぶ・ま~ゆ 後援:上田市教育委員会
【協力】
食と農のまちづくりネットワーク・リラクオーレ・Bioマルシェ
【問合せ・予約】
080-5141-7905(峰村)080-1341-4764(竹内)
email hidden; JavaScript is required(堀)
【公式HP】
http://y-recipe.net/

☆ リラクオーレでもチケットを取り扱っています。「お問い合わせ」からお申し込みください。