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沖縄県宮古島の唄と生活の記録『スケッチ・オブ・ミャーク』上映 @茅野新星劇場 4/4

更新: / 公開: 2013年3月28日 ( ※ 古い情報です ) / 文責:

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音楽家の久保田麻琴が、宮古島で出会った唄をきっかけに、信仰と音楽に支えられた島の生活をスクリーンに浮かび上がらせた作品『スケッチ・オブ・ミャーク』の上映会が茅野市であります。

下記、公式サイトでのの紹介です。

【沖縄 宮古島に残る神歌と古謡を歌い継ぐ人々の深淵なるドキュメント映画】
~歌うことは、神とひとつになること
生きる願いは声となり、神へ届く
魂のありか「ミャーク(宮古島)」への旅
魂が激しく揺さぶられる時、古代から続く記憶が鮮やかに甦る~
 土地の言葉で「ミャーク」と呼ばれる宮古島には、島での生活や神への信仰から派生した歌「アーグ(古謡)」と「神歌(かみうた)」が、人々の間で歌い継がれてきた。音楽家の久保田麻琴が、島でそれらの貴重な唄に出会ったことをきっかけに始まった本作は、失われようとしている根源的な自然への怖れと生きることへの希望を見出したドキュメンタリー。大西功一監督(『吉祥寺夢影(きちじょうじむえい)』」が、秘められた島の神事を追い、生活と信仰と唄がひとつだった時代を記憶する最後の世代である老人達を温かく見守りながら、かつての島の暮らしをスクリーンに鮮やかに浮かび上がらせた。
~老婆達が神唄を歌う時、不思議な懐かしさがすべての人々の心を打つ~
ミャークには、今まさに失われようとしている大切な「記憶」がある。老婆達は語る。かつて厳しい生活と信仰と唄が切っても切り離せないひとつの時代があったことを。そして今も老婆達の心を映すかのように、この島の御嶽(うたき=霊場)では、神事の火が数百年に渡り人から人へと受け継がれ、神女達が生きる願いとともに「神歌」を神に捧げている。2009年、90歳を超えた車椅子の老婆達が島を出て東京へと渡る。コンサートホールの舞台に立ち、禁断の神歌を歌うために。満場の観客を前に彼女らは力を振り絞り、歌う。ミャークの老婆達が歌い継ぐ神歌に触れられた貴重な機会は、おそらくこれが最初で最後となるであろう…

2011年 / 日本 / 104分
製作・監督・撮影・録音・編集 : 大西功一
原案・監修・整音 : 久保田麻琴
出演者 : 久保田麻琴、長崎トヨ、高良マツ、村山キヨ、盛島宏、友利サダ、本村キミ、ハーニーズ佐良浜、浜川春子、譜久島雄太、宮国ヒデ、狩俣ヒデ、嵩原清 ほか

星空劇場・第3弾『スケッチ・オブ・ミャーク』上映会

【日程】
4月4日(木)
【時間】
10:00~11:44/13:00~14:44/20:00~21:44
【料金】
当日券:1,500円/前売券 : 1,300円/学生:1,300円/シニア:1,000円
【場所】
茅野新星劇場(長野県茅野市仲町9-15/0266-72-2310)
【前売券発売】
新星劇場、原村PeaceDome(原村)にて
【Webサイト】
http://sketchesofmyahk.com/