CLOUD Nine KARUIZAWA:濃厚な旨みの赤身が特徴の経産牛と玉ねぎ、トマトを煮込んだビーフカレーは独特のスパイス感があり、エスニックな味わいが広がる。小麦粉を使わないグルテンフリー(長野県軽井沢町)
軽井沢町の国道18号線バイパスにある「塩沢」の信号を「軽井沢タリアセン」に向かって曲がったところのすぐ右手に「CLOUD Nine KARUIZAWA」さんがあります。シックで落ち着いた雰囲気の建物を中に入ると、清潔感ある店内には4つのテーブル12席があります。テラス席は犬もOK! 12席あります。
本日いただいたのは、「本日のスパイスランチ」(2,000円)です。ビーフカレーに+220円で目玉焼きを付けてもらいました。独特のスパイス感があり、エスニックな味わいが広がって、じんわりと汗がにじみます。ゴロッと牛肉はやわらかいうえに食べごたえがあります。聞くとお肉は、出産経験のある牛「経産牛」を使っているのだとか。経産牛は「赤身の濃厚な旨み」が特徴だとされますが、流通せずに廃棄されることも多いので、それを使うことは、「SDGs」という観点からも注目されているそうです。
「カレーは、昔イタリアンで働いていたときのシェフに教えてもらった野菜の旨味を引き出す煮込みの技術がベースとなっています。肉だけでまる一日、アメ色になるまで炒めた玉ねぎやトマトピューレなどを加えてさらにまる一日、15種類ほどの追いスパイスを加えて、さらにもう一日、煮込んで完成です。小麦粉は使わずに、お肉を煮込んで冷ましたときの上澄みの油は捨てるので、身体の負担にならず、もたれないんです」
とは、オーナーシェフの蟻末 健さん。
CLOUD Nineさんのランチには、ほかに、「本日のランチプレート」(2,000円)、「季節の野菜を使ったラザニア」(2,400円)、「信州牛のハンバーグプレート」(2,650円)があります。
後日いただいた「本日のランチプレート」は「キッシュ」でした。ふわふわ卵の甘みとベーコンの旨みを感じるふくよかな味わいでした。
ここで、ちょっと注意。「本日のスパイスランチ」はカレーではなく、ガパオライスのこともあるので、カレーを食べたい方は行く前に問い合わせてみてください。
そして、CLOUD Nineさんは朝も7:00〜(冬期は8:30〜)営業しています。7:30〜のモーニングメニューには、「ガレットセット」(2,750円)、「フレンチトーストセット」(2,200円)、自家製フォカッチャの「パン&スープセット」(2,000円)、自家製グラノーラの「ヘルシーセット」(1,300円)があります。かなり充実していますね。
ランチ&モーニングは、みずみずしい野菜が美味しいんです。サニーレタス、ケール、コウシンダイコン、ラディッシュなどのサラダや野菜のローストなど。そんな野菜の半分くらいは自家農園で作っています。
さて、オーナーの蟻末さんは千葉県のご出身。スノーボードが好きで、よく白馬に行っていたときに、地元の農家さんから「どうせ捨てちゃうもんだから食べてほしい」ともらった野菜の美味しさに感動して、そんな農家さんのお手伝いができないかと、国民食であるカレーのキッチンカー「アリスエスパイス」を始めました。そして1年後、カフェレストラン「CLOUD Nine HAKUBA」をオープンさせます。
その後、生まれる娘さんの子育て環境を考えたときに、仲間も住んでいた軽井沢が最適ということで移住。2025年に「CLOUD Nine KARUIZAWA」がオープンしたのでした。
現在、軽井沢と白馬のお店を切り盛りしながら、ときどき「ARISUE SPISE」の名前のキッチンカーでイベントに出店したり、出張シェフとして腕を振るったり、八面六臂の活躍をしている蟻末さんです。
ちなみに、店名の「CLOUD Nine」は、ザ・テンプテーションズの往年の名曲から名付けられているそうです。一番盛り上がった入道雲を表していて、「最高に幸せな時間を過ごして欲しい」という温かい気持ちが込められているのだとか。
CLOUD Nine KARUIZAWA
- 【住所】
- 長野県軽井沢町長倉塩沢758-2
- 【営業時間】
- 7:00〜16:30(モーニング7:30〜9:30、ランチは11:30〜14:30)、夜は予約制でフレンチのコースを提供(17:30〜21:00)
- 【定休日】
- 木・金曜日(冬期は問い合わせ)
- 【電話番号】
- TEL.080-2379-8737
- 【Instagram】
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