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はじまるカフェ:築100年の古民家をリノベーションした素敵な佇まいのお店。玄米が美味しいビーガンカレー&ビーガン麻婆豆腐&おにぎりを心安らぐ和モダンな空間で(長野県立科町)

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立科町の旧中山道芦田宿にある築100年の古民家をリノベーションした素敵な佇まいのお店が「はじまるカフェ」さんです。
上田市の「コラボ食堂」さんや東御市の「まる屋」さんなどでランチを提供していた二川透さんが、待望のお店をオープンさせたのでした。店内は、古民家の歴史の薫りを残しながら、和モダンなテイストがスタイリッシュで心安らぐ空間になっています。特に奥の部屋の襖には町内の古刹・光徳寺の先代の住職がしたためた書が貼られていて、スッと気が引き締まる感じがしながらも、どこか心に馴染んで落ち着きます。

主なランチメニューは、
◎プレミアムビーガンカレー(副菜の小皿付き)玄米ごはん小盛100g500円
◎本格辛口ビーガン麻婆豆腐&ごはん(副菜の小皿付き)玄米ごはん小盛100g500円
◎ミニ玄米おにぎりプレート(ミニおにぎり1個70g茶碗半分&小さなおかず)150 円 ※昆布と梅から選択
​です。そう、はじまるカフェさんのランチは、肉や魚、卵、乳製品など動物由来の食材を使わないビーガン料理。といっても、主な食材である地域の野菜の旨味で十分に美味しい味わいとなり、二川さん自慢の玄米ごはんで十分お腹いっぱいになります。
カレーはコクがあり、どこか甘みがあって旨い! じんわりと汗がにじむ心地よい辛さです。麻婆豆腐は、中華とはちょっと違う、どこか素朴で優しい味わいが美味しい!!  こちらもじんわりとした辛さです。この独特な甘みと優しさの味わいの秘密は何なのか、二川さんに聞いてみると、それは……、
甘酒! でした〜。

「カレーにも麻婆豆腐にも甘酒が入ってます。スパイスや豆板醤もけっこう使ってるけど、甘酒のためか、辛さがマイルドになってますね。」(二川さん)

食後のデザートも、もちろんビーガンスイーツですが、こちらは奥様がご担当です。
この日にいただいたのは、「豆乳とココナッツミルクのブランマンジェ」(250円​)と「米粉のトロトロ濃厚チョコレートババロア」(250円)に、手作りケーキと焼き菓子。ブランマンジェは、ちょうど良い優しい甘さで、ババロアはさわやかなチョコレート、ケーキはしっとり。心地よい甘さです。
コーヒーは、 上田市上野の「加藤珈琲室焙煎道場」特製のコーヒーをフレンチプレスでいただきます。300ml(コーヒーカップ1杯と少し)あるので、たっぷり、ゆっくり味わえます。

「はじまるカフェは、カフェを歓迎する地域の方々や友人・知人のみなさんの大きなご支援をいただいて開業することができました。客席に使用するテーブルや椅子もすべてご寄付いただいたものです。10 年間放置されていたこの建物も含め、忘れられていたものが集まり、再び活躍をはじめた場所。ここはそんなお店です。」(二川さん)

詳しくはホームページ → コチラ

カフェには、立科町の教育者・地質学者で江戸時代末期から明治にかけて生きた保科百助(保科五無斎)氏に関する展示室が併設されています。保科氏は、当時としては、あまりにも異例な部落差別撤廃の実践を試みるなど、長野の怪人とも呼ばれるほどユニークで、重要な人物だとのことです。
そんな展示室を見ていたら、背後から二川さんとお客様の話声が聞こえてきました。「土屋隆夫の記念館を作る……」。えっ? 土屋隆夫!?
土屋隆夫氏といえば、立科町出身者の推理小説作家(1917〜 2011)。My Bestの『危険な童話』ほか『天国は遠すぎる』『影の告発』など、本格的ミステリー&文学的ロマンが漂う作品で、一時期の日本の推理小説界を支えた作家の一人だとされています。が、正直、長野県内では、あまり注目されていないのが残念だったので、その土屋隆夫の記念館という興味深い話に、思わず振り返った私でした。どうも土屋氏が2011年に94歳で亡くなった後、彼の功績をまとめるのなら、今が最後のチャンスだということで、話が盛り上がっていたのだとか。すぐに私も仲間に入れていただきました。
これから、きっと、この「はじまるカフェ」さんが、そんなプロジェクトの舞台になることと思います!

はじまるカフェ
  • 【住所】
    • 長野県立科町芦田2594
  • 【営業時間】
    • 11:00〜18:00
  • 【定休日】
    • 月曜日(祝祭日の場合は翌日)