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自然とともに生きる人々の豊かな暮らしの中から、今の私たちが失ってしまったものを探る映画の上映会「民映研の映像を観よう」開催! in 佐久穂町 3/30

更新: / 公開: 2019年3月27日 / 文責:

佐久穂町で、自然とともに生きる人々の豊かな暮らしの中から、今の私たちが失ってしまったものを探る映画2本の上映会つち・ひと・くらし不定期ミニシアター〈民映研の映像を観よう〉』が開催されます。この100年の間に、私たち日本人の暮らしは劇的に変わりました。便利に! 早く!!  を求める中で失ってしまったものは何か、真の豊かさとは何か、を考えさせられる映画です。

《上映映画》
◎「山に生きるまつり」〔取材地:宮崎県西都市/1970年/38分〕
宮崎県の山村、銀鏡(しろみ)の銀鏡神社では、厳粛に霜月のまつりが行われる。そこで行われる33番の神楽は古風な山の文化を伝えており、1977年には国の重要無形民俗文化財に指定されている。銀鏡のある米良山地地帯は、焼畑・狩猟を生活の基本とし、この神楽にも、狩猟文化が色濃く反映していた。まつりに先立って狩ったイノシシの首を神楽の場に安置し、その前で夜を徹して神楽を行う。
◎『沙流川アイヌ・子どもの遊び〜冬から春へ〜』〔取材地:北海道沙流郡平取町二風谷/1984年/44分〕
アイヌ民族が伝えてきた子どもの遊びには生活に必要な技術や自然観が息づいているが、その遊びは近年、承けつがれなくなっていた。アイヌ文化継承者の故・萱野茂さんは、自分の子どもの頃の遊びを伝え、同時にそれがあらわす自然観や生活観などアイヌの文化を伝えてゆく。

《民映研とは》
ドキュメンタリー映画監督であり、映像民俗学者である故・姫田忠義(ひめだ ただよし)氏が1976年に設立した民族文化映像研究所の略。日本の基層文化を映像で記録・研究する事を目指して出発した民間の研究所です。長い歴史の中で培われた自然との深い対応と共生の姿を「基層文化」と捉え、日本列島を基軸に人々の生活行為を見つめてきました。半世紀近い活動から、119本の映画作品と150本余りのビデオ作品が生まれています。

民映研の箒有寛(ほうき・ありひろ)さんは、あるインタビューで、

民映研の作品には、じつは主義主張がまったくありません。だから逆に、観終わると「一体何だったんだ?」と疑問が残る。一緒に観た人と気づいたことをシェアし合わないと完結しないんです。

と答えています。観終わった後に、それぞれの気づきを伝え、シェアすることが大切なのかもしれません。(インタビュー記事は → コチラ

詳しくはイベントホームページ → コチラ

民映研の映像を観よう
  • 【日時】
    • 2019年3月30日(土) 14:00〜16:00
  • 【参加費】
    • 1,000円(高校生以下無料)※予約不要
  • 【会場】
    • 八千穂福祉センター2F 小会議室(長野県佐久穂町大字畑143-1)
  • 【問い合わせ】
    • TEL.080-6937-1400(高橋さん)
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