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【リラクオーレ通信】「女神湖妖精祭」開催! ケルトミュージック& エンターテイメントショー“夏の夜の夢”

更新: / 公開: 2011年7月19日 ( ※ 古い情報です ) / 文責:

ちょっと時間がたってしまいましたが、去る6月25・26日に開催された「第6回・女神湖妖精祭」の様子をご報告します。

25日(土)、朝からあいにくの雨模様でしたが、徐々に回復して高原らしいさわやかな気候となり、若干遅れはしましたが、妖精コンテストを実施することができました。

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KURIのKatsuさん
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KURIのMihoさん
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井村君江先生
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立科の子どもたち
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立科の子どもたち
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夢のひととき
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しゅくさんご夫妻

夕方、少し時間はおしましたが、ホテル アンビエント蓼科内の会場で、英文学者で、妖精研究の第一人者である井村君江先生のトークショーが行われました。
今回は、近々発売される著書『新訳・夏の夜の夢』(レベル)に関するお話。
文豪シェイクスピアの名著を、なぜ今、新訳なのかという声に先生は、まさに生涯の研究テーマである妖精たちの目から見た物語を表現したかったのだそうです。発刊が楽しみですね。

美味しいディナーに舌鼓を打った後は、ケルトミュージック・ユニット「KURI」さんのライブです。妖精の国とされるアイルランド&英国の音楽の演奏を続けてきたKURIの2人ですが、ちょうど、この5月に、イギリスのグラストンベリーにあるアーサー王伝説と妖精で知られる泉「チャリスウェル」でのコンサートに参加してきたばかり。あらかじめ持っていった女神湖の水を泉に流し、その聖水を持ち帰ってきたそうです。
それだけに、Mihoさんのティンホイッスル、Kathuさんのギターの音色が、いつになく幻想的に、軽快に、そして、懐かしく聞こえ、妖精祭の夜にふさわしい一時でした。

明けて26日(日)、少し暑さを感じるくらいの好天に恵まれました。
10:00~は、今回のメインイベントともいえる、エンターテイメントショー『新訳・夏の夜の夢』が上演。そう、昨日、お話を聞いた井村君江先生の作品を、お芝居にダンス、歌、アクロバット、ジャグリングなどバラエティーに富んだ表現方法で演出したものです。
東京からのプロのアクター・ダンサーが、華やかなステージを繰り広げる中、地元小学校の子どもたちも、可愛らしいコスチュームで愛くるしいダンスや合唱を披露しました。
来場した皆が、いつの間にか夢の世界に引き込まれていました。

さて、この妖精祭に、お笑い芸人のしゅく造め(シュクハジメ)さんが、ご家族でいらっしゃていました。日テレの「進ぬ! 電波少年」という番組で、“ろっこつまにあ”という2人組で出演していた方です。
でも何故に、しゅくさんが妖精祭? 実は、首から下が緑の全身タイツで羽を付けた妖精のキャラクターでの「妖精漫談」という出し物があったほど、妖精に強い関心があり、昨年の妖精祭の「フェアリー・コンテスト」に出場していたんです。それ以来、女神湖とのおつきあいが始まったそうです。

このように回を重ねるごとに、温かな人と人とのつながりが広がっていることを確かに感じますね。