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【上田映劇情報】アメリカ占領下の沖縄で米軍に挑んだ男・瀬長亀次郎の記録『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』上映中 〜3/30

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【上映中の作品】『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』
第二次大戦後、アメリカ占領下の沖縄で、弾圧を恐れず米軍に異を唱え続けた瀬長亀次郎(カメジロー)を追ったドキュメンタリー映画。2016年に放映され高い評価を得たTBSテレビのドキュメンタリー番組に、追加取材、再編集を行って映画化。JNNだからこそ保存されていた貴重な未公開映像や本人の肉声、インタビューなどによって、日本復帰後45年が経っても、なお基地が集中するなか、沖縄の人々が声を上げ続ける、その原点をカメジローの生き様に見出します。
「筑紫哲也NEWS23」でキャスターを務め、筑紫哲也氏の薫陶を受けた佐古忠彦さんが初監督を務め、作品の主旨に共感した坂本龍一さんがオリジナル楽曲書き下ろし。さらに語りには、名バイプレイヤーで、先日お亡くなりになった大杉漣さんが参加しています。
第91回キネマ旬報ベストテン「文化映画7位」。

◾米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー[2017年/日本/107分]
監督: 佐古忠彦/語り:山根基世、大杉漣/テーマ音楽「Sacoo」作曲・演奏:坂本龍一
《あらすじ》
第二次大戦後、米軍統治下の沖縄で唯一人”弾圧”を恐れず米軍にNOと叫んだ日本人がいた。「不屈」の精神で立ち向かった沖縄のヒーロー瀬長亀次郎。民衆の前に立ち、演説会を開けば毎回何万人も集め、人々を熱狂させた。彼を恐れた米軍は、様々な策略を巡らすが、民衆に支えられて那覇市長、国会議員と立場を変えながら闘い続けた政治家・亀次郎。その知られざる実像と、信念を貫いた抵抗の人生を、稲嶺元沖縄県知事や亀次郎の次女など関係者の証言を通して浮き彫りにしていく。
〔瀬長亀次郎プロフィール〕
1907年6月10日、沖縄県島尻郡豊見城村(現、豊見城市)我那覇に生まれる。
1936年に沖縄朝日新聞記者になり、1938年7月に兵役召集され「中支」へ。1940年に復員し、毎日新聞那覇支局記者として活動。1956年、那覇市長に当選するも、翌年、アメリカ軍によって追放される。
1968年 立法院議員選挙に最高得票で当選。1970年、戦後初の国政参加選挙で衆議院議員に当選し、以降7期連続当選を果たした。1990年に衆院議員勇退。2001年10月5日死去。享年94。

詳しくは公式ホームページ → コチラ

『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』上映
  • 【日程】
    • 2018年3月17日(土)〜3月30日(土) ※29日は休映
  • 【時間】
    • 23日 ①10:30-12:17 ②18:20-20:07
    • 24・25日 ①15:00〜16:47
    • 26〜30日 ①16:10〜17:57
  • 【料金】
    • 一般1,800円/大学生1,500円/小〜高校生1,000円/シニア(60歳以上)1,100円/幼児(3歳以上)900円/レディーズデー(毎週水曜)1,100円/メンズデー(毎週木曜)1,200円/リピーター割引(1,800円か1,500円の半券持参)/夫婦50割(どちらか一名が50歳以上)/ファーストデー(毎月1日)1,100円/障がい者割引(手帳提示)1,000円)
  • 【会場】
    • 上田映劇(長野県上田市中央2-12-30)
  • 【上田映劇Facebook】
  • 【問い合わせ】
    • TEL.0268-22-0269