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平和を考える映画&森達也監督とのトーク、チベット映画、writingなど「第5回うえだ平和映画祭」開催! @上田映劇 10/14・15

公開: ( ※ 古い情報です ) / 文責:

上田映劇を中心にした上田市のまちなかで、14・15日の2日間に渡って『第5回うえだ平和映画祭』が今年も開催されます。
映画の上映はもちろん、森達也監督とのトークイベント、writing(18日)&古本企画など、もう盛りだくさんの内容です。

繰り返し繰り返し ー 無意識の中で繰り返される、その営みのかけらは、やがて集まり、世界を作り出す。そして時代が思考停止に陥るとき、無意識の集まりは、突然暴走を始める。
「人はいつか気づくだろう。」「人は学ぶ生き物だ。」と言われるが、無意識の集まりの中では、それが間違いであるのか、正しいことであるのか、さっぱり判断がつかなくなってくる。
世界の姿がみえないいま、繰り返し、繰り返される人々の日々の営みこそ、真のすがたを伝える力がある。(Facebookより)

◉映画上映
①『S21 クメール・ルージュの虐殺者たち』

[監督:リティ・パニュ/カンボジア=フランス/2002年/101分]
ドキュメンタリー作家リティ・パニュによる衝撃作。舞台はかつての政治犯収容所「S21」。クメール・ルージュの大虐殺による加害者と被害者をその場所に集め、非人間的で過酷な日々を再現していく。2者が出会い、当時の様子を再現するという手法から、身体の奥底に葬られた記憶が、無意識のうちにジェスチャーや動作として呼び起こされていく姿に言葉を失う。公式ホームページ → コチラ
【上映時間】14日(土) 13:30〜15:11/15日(日) 10:30〜12:11
②『ラサへの歩き方 〜祈りの2400km〜』
[監督:チャン・ヤン/中国/2015年/118分]
チベットの小さな村から聖地ラサ、そしてカイラス山へ、はるか2,400kmを “五体投地”でほぼ一年かけて歩く11人の村人のチベット巡礼旅を描くロードムービー。さりげない会話や行動の中から「他者のために祈る」というチベット仏教の考え方が伝わってくる。祈る。歩く。眠る。笑う。そこからシンプルな行いの中にあるよろこびが見えてくる。公式ホームページ → コチラ
【上映時間】14日(土) 10:30〜12:28/15日(日) 15:20〜17:18
③『アルマジロ』
[監督:ヤヌス・メッツ/デンマーク/2010年/105分]]
アフガン戦争最前線アルマジロ基地。国際平和活動(PSO)という名の下に派兵されたデンマークの若い兵士に7ヶ月密着撮影を敢行した。平和な都市生活から前線基地での軍務。タリバンを敵とする偵察活動という日常の中、数回の交戦で極度の興奮状態を体験した若い兵士は戦争中毒に陥っていく。2010年・第62回カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ受賞。公式ホームページ → コチラ
【上映時間】14日(土) 17:15〜19:00/15日(日) 13:00〜14:45

◉トークイベント
ゲスト:森 達也氏(映画監督・作家・明治大学特任教授)

〔プロフィール〕テレビ・ディレクターだった1998年にドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。主な著書は『A』『クォン・デ』(角川文庫)、『放送禁止歌』(光文社知恵の森文庫)、『下山事件』(新潮社)、『王さまは裸だと言った子供はその後どうなったか』(集英社新書)、『ぼくの歌・みんなの歌』(講談社)、『死刑』(朝日出版社)、『オカルト』(角川書店)、『チャンキ』(新潮社)など。2011年に『A3』(集英社)が講談社ノンフィクション賞を受賞。2016年には新作映画『Fake』を発表。近刊は『同調圧力メディア』(創出版)『不寛容な時代のポピュリズム』(青土社)『FAKEな平成史』(角川書店)など。
【イベント時間】14日(土) 15:30〜16:45
【料金】映画鑑賞する人は無料。トークのみは1,000円

◉映画特別上映
◆同日程で小諸エコビレッジで開催される「キキソソチベットまつり」(→ Facebook)とのコラボ企画として、チベット映画の特別上映を行います。(この映画のみ特別料金)
◆『ブリンギング・チベット・ホーム〜故郷を引き寄せて〜』
[監督:テンジン・ツェテン・チョクレイ/アメリカ=韓国=インド/2014年/82分]
かつてない手法でチベットと帰郷を待ち望む人々を結び付けた前代未聞のアートプロジェクトを追った、若手チベット人監督による秀作ドキュメンタリー。
【上映時間】15日(日) 17:45〜19:07
【特別料金】一律1,000円

詳しくはFacebook → コチラ

第5回うえだ平和映画祭
  • 【日程】
    • 2017年10月14日(土)・15日(日)
  • 【会場】
    • 上田映劇(長野県上田市中央2-12-30)
    • ※駐車場がないので、市内駐車場を利用
  • 【料金】
    • 一般パスポート1,800円(当日2,000円)/学生パスポート1,500円(当日1,800円)/1作品鑑賞券1,500円(当日1,800円)/高校生以下無料
    • ※パスポートは何度でも入場可能。なお、『ブリンギング・チベット・ホーム』は 特別料金のためパスポートでは入場不可
  • 【問い合わせ】
    • TEL.070-5565-8599(ナオイさん)
    • E-mail:email hidden; JavaScript is required

◉まちなか企画
①「writing club」(Value-books × うえだ平和映画祭)
エッセイ、作文、詩、日記、レポート、手紙、告知文・・・どんな種類でも良いから、自分の言葉でじっくりただひたすら書いてみる。今回のお題は「平和について」。
【日程】10月18日(水)
【時間】19:00〜
【会場】NABO(長野県上田市中央2−14−31)
②上田の古本ブックカフェの店長が選ぶ「LOVE&PEACEな古本フェア」
【日程】10月13日(金)〜22日(日)
【会場】NABO(長野県上田市中央2−14−31/火曜休み)
コトバヤ(長野県上田市中央4-8-5)