孤児の少女が盲目のギター弾きピーターと幸せを探して旅をする映画『ブランカとギター弾き』上映中! @上田映劇 〜10/4
上田映劇で『ブランカとギター弾き』が上映中(〜10/4)。孤児の少女ブランカが盲目のギター弾きピーターと出会い、歌を通して成長する様を描いた映画で、フィリピンを舞台にしたロードムービーです。
製作国はイタリアながら、監督は、なんと日本人! 写真家・長谷井宏紀さんの監督デビュー作です。日本人初となるベネチア・ビエンナーレの出資で製作され、第72回ヴェネツィア国際映画祭マジックランタン賞およびソッリーゾ・ディベルソ賞を受賞しました。
巨匠エミール・クストリッツァに認めらた、いま最も熱い日本人クリエイターの瑞々しい才能に注目です。
◾︎ブランカとギター弾き[2015年/イタリア/77分]
舞台はカラフルでエネルギーに溢れたマニラのスラム。YouTubeの歌姫として国内外で人気を集めていたブランカ役のサイデル・ガブテロは演技初挑戦ながら、美しい歌声と演技力で観る者を強く惹きつける。
彼女に生きる術を教える盲目のギター弾きには、生涯を通して実際にフィリピンの街角で流しの音楽家として活躍していたピーター・ミラリ。劇中に演奏される、スペインをルーツにした素朴で温かいフィリピン民謡「カリノサ」は必聴だ。母親を買うことを思いついた孤児の少女ブランカと、盲目のギター弾きの“幸せを探す旅”。本作は、どんな人生にも勇気を持って、立ち向かう価値があることを教えてくれる、心温まる感動作だ。
〔ストーリー〕
窃盗や物乞いをしながら路上で暮らしている孤児の少女ブランカは、ある日テレビで、有名な女優が自分と同じ境遇の子供を養子に迎えたというニュースを見て、“お母さんをお金で買う”というアイディアを思いつく。出会ったばかりの流れ者の路上ギター弾きの盲人ピーターに頼み込み、彼と一緒に旅に出る。彼はブランカに歌でお金を稼ぐ方法を教える。ピーターが弾くギターの音に合わせて歌い出したブランカの歌声は、街行く人々を惹きつけていき、二人はレストランで歌う仕事を得る。しかし、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた……。
(以上、公式ホームページより)
監督・脚本:長谷井宏紀/製作:フラミニオ・ザドラ/撮影:大西健之/音楽:アスカ・マツミヤ
出演:サイデル・ガブテロ /ピーター・ミラリ/ジョマル・ビスヨ/レイモンド・カマチョ
詳しくは公式ホームページ → コチラ