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【リラクオーレ通信】真冬の女神湖妖精祭が開催! 幻惑の炎と幻想的なパフォーマンスに彩られたイリュージョン

更新: / 公開: 2011年2月5日 ( ※ 古い情報です ) / 文責:

ほんの少し寒さがやわらいだ2月3日、女神湖妖精祭・火の祭りが開催されました。
そうは言っても女神湖。夜の7時ともなれば、さすがに冷えます。でも、天空にオリオン座が輝き、キーンと張り詰めた空気に、凛とした雰囲気を感じます。

祭りの始まりを告げる
祭りの始まりを告げる
幻想的な舞踏
幻想的な舞踏
迫力のパフォーマンス
迫力のパフォーマンス
響く歌声
響く歌声
幻惑の光
幻惑の光

女神湖畔広場に用意された3基のファイヤーストームに点火されると、炎が高く立ち上り、積もった雪が赤く照らされ、何かワクワクする躍動感が沸き起こります。

妖精祭は、昨年の5月から始まり、6月、10月と回を重ね、今日で4回目。
美しい自然と澄んだ水を好むという妖精。女神湖周辺の環境が、まさにその故郷にふさわしいと考え、妖精にまつわる様々なイベントを行い、参加した皆さんの心を温かくしたいという趣旨で行われています。

今日は節分、そして、妖精のルーツ・アイルランドでも「インゲボルグの祭り」として春の始まりの日とされています。

19:30、妖精祭が始まりました。会場には、千葉県からスキー教室に来た中学校の生徒さん約160人も集います。

最初に、プロダンサーの相澤香さん、小助川妙子さんの幻想的な踊りと、勇壮なファイヤーパフォーマンス。赤々と燃える炎に見え隠れする妖しくも美しい表現に、子どもたちの間から、感嘆の溜息がもれました。

次に、女神湖&長野県に関するウルトラ・クイズ! 女神湖の氷は40cm以上○か×か? 松本空港は日本一標高の高い所にある○か×か? 正解を重ねて最後まで残った20人ほどの生徒たち。お土産に、リンゴのジャムと妖精祭のキャラクター“クローブ”ちゃんのシールをもらって、大喜びでした。

そして、そのお返しに、生徒たちが合唱曲を披露。女神湖の夜空に、さわやかな歌声が響きました。キャンプファイヤーと言えば歌というのが定番ですが、何か昔を思い出して、胸キュンになってしまいました。

最後は、参加者一人一人が願いを書いた短冊をファイヤーストームにくべて、その成就を祈ります。込められた思いが小さな火の粉になって夜空に舞い上がる光景を、皆、一心に見詰めていました。
20:00、今宵の妖精祭も終わりです。

妖精祭実行委員長の土屋えりかさんは、
「妖精によってかけられた、たった30分のイリュージョン。でも、参加者していただいた一人一人の皆さんの胸に、小さな、でも思い出深いひと時となってもらえたならうれしいですね」と語ってくれました。

次の妖精祭は5月の予定だとか。