同じ小説を皆で読んで語り合う「NABO読書部」開始! 初回は、よしもとばなな著『海のふた』 @ NABO in 上田市 8/24
公開:
( ※ 古い情報です )
/ 文責:
篠原暢夫
上田市中央にある古民家を生かした古本とカフェのある古書店「BOOK & CAFE NABO」さんで、毎月1回、皆で同じ小説を読み、その本の話をする「NABO読書部」が始まります。
その第1回目の作品は、今夏、映画化もされた、よしもとばなな著『海のふた』。一人、海辺の屋台でかき氷屋を営む女性の、ひとつの夏を切り取った物語。終わってしまう夏の最後にぜひ読んでもらいたい本とのことです。
『夢をかなえるだのなんだのと言っても、毎日はとても地味なものだ。
準備、掃除、肉体労働、疲れとの戦い。
先のことを考えることとの戦い。…………
「普通の氷はないのかね? 氷イチゴとか」と百回くらい聞かれて「すみません、そういうのはうちにはないんです」と百回くらい笑顔をつくる。そういう細かいことにひたすら追われるだけだ。それがつまり、夢をかなえると世間で言われていることの全貌だった。』(本文より抜粋)
読んだことのない方の参加も大歓迎。どれだけ素敵な登場人物たちが出てきたか、聞いているだけでも楽しそうですよ〜。
当日は、小説の中に出てくる「みかん水のかきごおり」を販売予定! ぜひどうぞ。
NABO読書部 vol.1「海のふた / よしもとばなな」
- 【日時】
- 8月24日 (月) 19:00~
- 【参加費】
- 無料
- 【会場】
- BOOK & CAFE NABO(長野県上田市中央2-14-31)
- 【問い合わせ】
- TEL.0268-75-8935