【リラクオーレ通信】東日本大震災および長野県北部大地震から3年がたって
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( ※ 古い情報です )
/ 文責:
篠原暢夫
あれから丸3年がたちました。改めて、お亡くなりになられた方々のご冥福を祈り、被災された皆様へのお見舞いと応援をさせていただきたいと思います。
ただ3年という月日は、それぞれの皆様にとって、それぞれに違う感慨があろうかと思います。悲しみを癒すには、まだまだ時間が必要でしょうし、新たなる一歩を踏み出し始めている方もいらっしゃるでしょう。4年目を迎える今、一人ひとり違う、それぞれの皆様の心に寄り添いながら、今まで以上に、より細やかな心遣いの中で、私たちができることをさせていただければと思います。
先日は信州はじめ多くの地域で、近年にない大雪に見舞われ、私自身、一時、車が家から出られない状況になって、自然の驚異を目の当たりにし、また、何もなくなったスーパーやコンビニの棚を見ながら、物流に頼り、その便利さの中に生きている自分たちの危うさを感じました。
景気の改善の動きが見られる中、集団的自衛権や原発問題など、私たち自身の未来に関わる大事な決断が迫られています。大震災の中で考えさせられた私たちの生活のあり方、物事を判断するにあたっての基準をどこにおくか、利便性や経済性だけでいいのか……、大震災、そして、それに伴う原発事故を経験した私たちだからこそ、未来の子どもたちに誇れる選択をしたいものですね。