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【リラクオーレ通信】小諸市菱平の伝統野菜「ひしの南蛮」

更新: / 公開: 2010年10月14日 / 文責:

今日は小諸市菱平地区で作られている、「ひしの南蛮」を作っている農家さんを訪ねました。信州の伝統野菜にも認定されているこの野菜は、長い事この地域で育てられてきた野菜です。

同じ種でも蒔く地域によって味が変わるんだそうです。
伝統野菜は自家採取が繰り返され、その風土とセットとして育まれてきたのですね。

世界に視点を広げると種をめぐる問題としてはこんなものもあります。
化学メーカーは遺伝子組み換え技術を使って除草剤や殺虫剤に耐性のある種子を開発しています。その種子が市場に出回り始めると、結果として農家はいつもその種と除草剤を買わざるを得なくなり、借金を追わされてしまいます。土が目の前ににあっても、借金の返済のための換金作物を作らなければならないという状況がそこにはあるのですね。

このようなことは日本ではあまり騒がれていませんが、地域で固有の種をつないでいくことは、地域で食を守り、文化を守り、自分たちを含めた生き物を守る事につながると思います。