【リラクオーレ通信】2012長野まるごと秋祭り in ビッグハットは美味しいもので大にぎわい
11日(日)に長野市のビッグハットで開催された「2012長野まるごと秋祭り」に行ってきました。
一面に覆われた雲が、今にもこぼれ落ちそうな雨を必死に食い止めている、そんな空模様の中、でも、会場は、人、人、人で、大にぎわいでした。
屋外会場には、旬のリンゴやキノコ、ジンギスカン、信州サーモンなど長野県の食材や物産はもとより、富士宮やきそば、広島焼き、飛騨牛串焼きなど、全国の美味しいものが参集。ちょうどお昼時だったので、早速、富山名物のブラックラーメンをいただきました。文字通り真っ黒なスープにビックリしましたが、濃厚で深い味わい、それでいて、それほどしつこくないのが特長でした。
続いて入った屋内のアリーナ会場もにぎわっていました。その中の「長野県食品工業協会」のブースに、たてしなップルの武者さん発見! いつものニコニコ笑顔で迎えてくれました。ブースには、若いカップルやお年を召した紳士など多くの人が訪れ、シードルの美味しさに思わずニッコリ。
長野県食品工業協会は、地域の加工食品業界の新興・発展のために共同研究や開発を行っている一般社団法人で、たてしなップルさんでも、温暖化によるりんごの酸味減少に対処するため、信州大学工学部開発のKM酵素処理によるシードルの開発を進めたとのことです。
また、その信大工学部が開発した「信大きのこカレー」と「信大きのこハヤシ」のレトルトも販売していました。県産ぶなしめじを使用しているのですが、普通、レトルトのきのこって、柔らかくクターっとしています。でも、この製品のきのこはシャキシャキした食感を味わえるんです。その秘密は? と松澤恒友特任教授にお聞きすると、ちょっとニンマリして「フフフ、企業秘密です」とのことでした。気になる製品は、信大の生協やJAで扱われるそうです。
同じブースで紹介されていたのが「栗渋皮パスタ」。小布施町の栗菓子メーカーから出るむき殻を有効利用できないかと、長野市の酒井製麺さんと千曲市の木の花屋さんが協同開発したものです。残念ながら試食はなかったのですが、酒井製麺の専務・酒井博正さんによると、麺自体にほんのり栗の味わいがあるので、そのままでもいけるとのこと。ただ、それだけに合わせるソースが難しくなるのが課題。現在、りんごのソースが合いそうだと研究中で、そうなれば、長野県の2大特産物による最強コラボ。楽しみです。販売は来年早々だそうです。
最後に、妻に、どうしてもと頼まれた名古屋名物「世界の山ちゃんの幻の手羽先」を30分かけて並んでゲット! 晩酌のビールを思い浮かべながら家路につきました。