【リラクオーレ通信】美味しくて、あつーい1日。麻布十番「納涼まつり」2012開催!
8月26日(日)、東京は麻布十番「納涼まつり」の2日目に行ってきました。
昨年は、東日本大震災と福島原発の事故による電力不足を受け、一時休止されたため、2年ぶりの開催です。
8月末とはいえ、30度を超える残暑のなか、開催は午後3時なのですが、2時過ぎには人が集まり始めていました。
そして、いよいよお祭りが始まると、もう、ものすごい人が訪れ、そう広くはない麻布十番の商店街が、人、人、人で埋め尽くされました。左側通行で行列を作り、少しずつ少しずつ進むのですが、その様子は、世界の名画モナリザが日本に来たとき、それを見るために列を作って、立ち止まることなく見ている、そんな感じです。
それもそのはず、出店総勢は約250店! しかも今年は、いわゆる露天商の出店は見合わせ、地元商店街のお店と「おらがくに自慢」として、北は北海道、南は九州まで全国約50の市町村のお店が参加しているのですから、その賑わいは当然でしょう。今年は、被災地東北からの出店も多く、復興にかける熱い思いも伝わってきました。
我がリラクオーレからも立科町のたてしなップルさんが参加しているので、おじゃましました。
自慢の商品が並べられたブースでは、りんごのシャンパン「シードル」と果肉入り果汁100%の「りんごジュース」がカップ売りされていました。
「信州からの美味しいシードル、りんごジュースはいかがですか~」の掛け声に、行列のお客様も足を止めて注文。
そして、並々つがれたシードルやジュースを一口飲むと、皆が皆、本当にその顔色が変わります。「すごい」「旨い」「コクがある」「ほかと違う」、若い女性も「何これ、ヤバイ」と驚いたような一声をあげるんです。たぶん、想像していた味と相当に違って、その濃厚さ、上品さ、味わいの深さに思わず出た言葉なんだと思います。そして、一杯を飲み干すと「ありがとう」とニコっとして、満足した様子でした。
また、たてしなップルの応援団として作詞家の東海林良先生が駆けつけてくださって、ミスたてしなップルの由梨さんとツーショット。昨日は、同じく応援団のパティシエの鎧塚俊彦さんもいらっしゃったそうです。
そんなお客様の賑わいは、時間とともに増し、夜になっても衰えるどころか、ますますヒートアップ。夜は、蒸してもきて、その暑さは半端ではありませんが、ジュース類の売れ行きも上々です。
長野県からは、中野、須坂、安積野、塩尻、木曽など全県下のお店や会社が出店をし、野菜や牛肉、お菓子、そしてワインや地ビールなどを販売。東信州からは、地ビール「OH!LA!HO (オラホ)ビール」の東御市振興公社や上田市名物「美味だれ焼き鳥」の手羽先番長が出店し、長い列ができていました。
そんなこんなで、あっという間の6時間が過ぎ、午後9時終了。名残を惜しむ人々が大勢いるなか、交通規制が解除されて車の通行が始まり、また、元の商店街に戻っていきました。
また、来年、この喧騒と美味しさを味わいに訪れたいと思います。