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【リラクオーレ通信】女神湖妖精祭ルポ① 妖精のイタズラ!? 1日目は自然の神秘を感じました

更新: / 公開: 2012年5月12日 ( ※ 古い情報です ) / 文責:

春が遅かったせいか、高原のさわやかな風が、より心地よい女神湖で、今年も妖精祭が開催されました。











天候が不順だった5月2・3日。4日は回復するということで、今年の妖精祭はラッキー! ところが、それが甘かった……。

5月4日、今年の妖精祭は、地元の子供たちによるダンス・パフォーマンスでスタート。続いて、民族音楽ライブ。まずは、シンガーNAHOさんの歌が、女神湖の湖畔に響きました。
ところが……。突然の雨、そして、なんと雹まで降ってきて、ライブは一時、中止となってしまいました。あわてて、ステージにテントを運んだりしているうちに、なんとか雨も小降りになり、再開となりましたが、あちらこちらで、こんな囁きが聞こえました。
「きっと、また妖精のイタズラだね」

続いてのステージはインド楽器エスラジのLataさん、そして、ケルト音楽のKURIさん。小雨降る、静寂の中での演奏は、しっとりとたおやかな世界を作り出していました。

19:30~は映画『ガイアシンフォニー』(6番一部) の上映会。かなり肌寒さを感じるほどでしたが、子どもたちをはじめに、思った以上の皆さんが集まりました。
「音」をテーマに地球の美しさを表現している6番ですが、ザトウクジラの神秘的な歌を聞いていると、地球に対する畏敬の念が生まれてきます。だからこそ、私たちは、公害を止め、大気汚染を克服してきました。放射能廃棄物を抱える原発問題も、この「地球の美しさを汚さない」という原点に帰って考える必要があるのかもしれません。

映画の後は、ゴロピカによるファイヤーパフォーマンスです。おぼろ月が空から見守る中、
大地を揺るがす和太鼓の音が響き、燃え盛る炎を縦横無尽に操る神秘的なパフォーマンスに、皆、寒さを忘れて魅入っていました。
火って、やはり私たち人間の根底を奮い立たせる不思議な力を持っていますよね。身体の底から沸き上がる高揚感を感じながら妖精祭の1日目は幕を閉じたのでした。

明日は2日目、BIGなコニちゃんの登場です。続きは次回。