【上田映劇情報】素朴なパン屋を舞台に絆を深める2人の女性の物語『モロッコ、彼女たちの朝』上映！ モロッコ料理の出張販売も @上田映劇＆トラゥム・ライゼ 10/23〜11/5
上田市の映画館・上田映劇＆トラゥム・ライゼで、『モロッコ、彼女たちの朝』（10/23〜11/5）が上映されます。
未婚の妊婦サミアと幼い娘と暮らすシングルマザーのアブラとの出逢いが二人の運命を変えます。
「小さな宝石のような映画」と例えられた通り、フェルメールやカラヴァッジョに影響を受けたという映像の色彩と光が美しい！
そして、この映画の鍵となるのが、麺のようにも見える紐状のパンケーキ「ルジザ」。サミアがアプダの娘ワルダに、その作り方を丁寧に優しく教えるシーンが印象的ですが、ルジザが3人の絆を深めていきます。
さて、10月23日からの上映にちなんで、青木村のパン屋「木まま屋」さんが出張販売を行います。
今回は、
◎ハリラスープ：日本の味噌汁のようなスープ
◎フッカス：ビスコッティのようなお菓子
◎ホブス：日本の白米のような日常パン
といったモロッコ料理を用意します。
■木まま屋（→ コチラ）
日程：10月23日(土)、25日(月)、11月1日(月)
時間：11:30〜13:00くらい
※ 乳製品・卵・白砂糖不使用のおやつ「にちにちおやつ なぎ」さんの販売もあります。
日程：11月3日(水祝)
時間：11:00〜15:00くらい
『モロッコ、彼女たちの朝』
［2019年／モロッコ・フランス・ベルギー／アラビア語／ビスタ／101分］
監督・脚本：マリヤム・トゥザニ
出演：ルブナ・アザバル、ニスリン・エラディ
配給：ロングライド
［公式サイト］→ コチラ
［解説］
地中海に面する北アフリカの「魅惑の国」モロッコから、小さな宝石のような映画が届いた。モロッコの伝統的なパンや焼き菓子、幾何学模様が美しいインテリアやアラビア音楽が誘う異国情緒とともに、フェルメールやカラヴァッジョといった西洋画家に影響を受けたという質感豊かな色彩と光で、親密なドラマを描き出す。自分らしく生きると決めた彼女たちが迎える朝の景色とは──。
新星マリヤム・トゥザニ監督が、過去に家族で世話をした未婚の妊婦との思い出をもとに作り上げた長編デビュー作。家父長制の根強いモロッコ社会で女性たちが直面する困難と連帯を、素朴なパン屋の日常に浮かび上がらせる。
本作は2019年のカンヌを皮切りに世界中の映画祭で喝采を浴び、女性監督初のアカデミー賞モロッコ代表に選出された。
［あらすじ］
臨月のお腹を抱えてカサブランカの路地をさまようサミア。イスラーム社会では未婚の母はタブー。美容師の仕事も住まいも失った。ある晩、路上で眠るサミアを家に招き入れたのは、小さなパン屋を営むアブラだった。アブラは夫の死後、幼い娘のワルダとの生活を守るために、心を閉ざして働き続けてきた。パン作りが得意でおしゃれ好きなサミアの登場は、孤独だった親子の生活に光をもたらす。商売は波に乗り、町中が祭りの興奮に包まれたある日、サミアに陣痛が始まった。生まれ来る子の幸せを願い、養子に出すと覚悟していた彼女だが……。
上田映劇ホームページ → コチラ
