自然とともに生きる人々の豊かな暮らしの中から、今の私たちが失ってしまったものを探る上映会「第2回つち・ひと・くらし不定期ミニシアター」開催! in 佐久穂町 7/27
佐久穂町で、自然とともに生きる人々の豊かな暮らしの中から、今の私たちが失ってしまったものを探る民族文化映像研究所の映画の上映会『つち・ひと・くらし不定期ミニシアター〈民映研の映像を観よう〉』の第2回目が開催されます。この100年の間に、私たち日本人の暮らしは劇的に変わりました。便利に! 早く!! を求める中で失ってしまったものは何か、真の豊かさとは何か、を考えさせられる映画です。
《上映映画》
◎『夏祭りと十五夜行事―南九州の年中行事記録』〔1980年/36分〕
暑さ厳しい鹿児島では7月から8月にかけて、作物と生命の無事を願って夏祭りが行われる。そして稔りの秋、収穫を感謝して十五夜行事が行われる。夏から秋にかけての鹿児島の代表的な行事を、人々の願いと感謝に焦点をあててまとめた記録。
取材池:鹿児島県加世田・西表・川内・野田・高山・枕崎・坊津市、知覧町
◎『草・つる・木の恵み-飛騨国白川郷』〔1998年/57分〕
冬に数メートルもの降雪を記録する白川郷では豊かな雪解け水も加わり、多彩な草木がある。このフィルムは、その多彩な草木を活用した白川の生活文化を記録したものである。白川郷の先人たちは自然に対する知恵を培ってきた。自然から適材をとりだすには、ふだんの山入りの時からそれぞれの材料のある場所を目にとめておくことだという。また、材料を採取するのに適切な時期や方法など、先人からの経験によって培われていった。
取材池:岐阜県大野郡白川村
《民映研とは》
ドキュメンタリー映画監督であり、映像民俗学者である故・姫田忠義(ひめだ ただよし)氏が1976年に設立した民族文化映像研究所の略。日本の基層文化を映像で記録・研究する事を目指して出発した民間の研究所です。長い歴史の中で培われた自然との深い対応と共生の姿を「基層文化」と捉え、日本列島を基軸に人々の生活行為を見つめてきました。半世紀近い活動から、119本の映画作品と150本余りのビデオ作品が生まれています。Facebook → コチラ
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つち・ひと・くらし不定期ミニシアター〈民映研の映像を観よう〉
- 【日時】
- 2019年7月27日(土) 14:00〜
- 【参加費】
- 1,000円(高校生以下無料)※予約不要
- 【会場】
- 花の郷・茂来館 図書館(長野県佐久穂町大字海瀬2570)
- 【問い合わせ】
- TEL.080-6937-1400(高橋さん)
- E-mail:email hidden; JavaScript is required