【リラクオーレ通信】鎌中ひとみ監督3作品、上田市でんき館で上映中です。
更新:
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公開: 2011年4月26日
( ※ 古い情報です )
/ 文責:
篠原暢夫
鎌仲ひとみ監督の3作品が5月11日まで上田のでんき館で上映されています。4月25日の上映会に行ってきたのですが、監督が来場するということもあって、満席。今回は「ヒバクシャ 世界の終わりに」を見て、その後監督の1時間のトークを聞きました。
あえて映画のあらすじは表記しないでおきますが、日本がこういう状況になった今、リアルに迫るものがあります。人間はお尻に火がつかないと動かないものだとしたら、これは、今まで思考停止してきてしまった問題に取り組むよい機会なのかもしれません。
それぞれが自分の頭で判断して行動に移せる成熟した社会を作り出すために。
でんき館で上映されている作品は撮影された順番で言うと、
「ヒバクシャ世界の終わりに」 2003年
「六ヶ所村ラプソディ」 2006年
「ミツバチの羽音と地球の回転」 2010年
という順になります。3つすべて見てみると、監督が十数年かけて追いかけてきたひとつの道が見えました。戦争、被曝、原発、放射能、国家、地方の疲弊、自然エネルギー、こんなキーワードになるでしょうか。見て感じたことを一人でも多くの人に伝えることが、今のワタシにできること、なのかなと思いました。