自然分娩を通じて命の尊厳を考える「玄牝上映会&松浦照子さんを囲んでのシェア会」開催 @農カフェわのん in 小諸市 11/11
小諸市にある古民家カフェ「農カフェわのん」さんで、「玄牝上映会&松浦照子さんを囲んでのシェア会」が開催されます。
映画『玄牝(ゲンピン)』は、愛知県岡崎市で自然な出産を行っている吉村医院を記録したドキュメンタリー映画 です。吉村医院では、女性が本来持っている産む力を信じて、薬や医療機器などの人工的な介入をせず、自らの体調を整えて、家族や助産師とともに新しい命を迎える「自然分娩」でお産を行っています。 院内に建つ江戸時代中期の古民家=古屋は、薪割りや板戸ふきなど昔ながらの労働や、一汁一菜の素朴な昼食をとる場として妊婦たちに開放し、出産に向けて心とからだづくりの大切さを伝えます。
監督は、『萌の朱雀』『殯の森』の河瀨直美さん。この映画では、命と向き合う女性の強さ、潔さ、脆さ、喜び、悲しみなどを自らも2004年に長男を出産した河瀨監督の視点によって美しく映しだされています。
今回は、映画出演者であり、伝説の助産師の松浦照子さんを囲んでのシェア会付き。さらに18時〜は、希望者による、わのんの身体が喜ぶ食事をしながの懇親会があり、お産や女性性の話などができます。わのん店主の堀江知子さんは、11年前に松浦さんを迎えての自宅出産を選択しました。
宇宙を感じる特別なお産体験により、それまでのライフスタイルに対する価値観がすっかり変わってしまうほど……。それから大地に根付いた暮らしを目指しつつ、自己とむき合い、現在の暮らしへと繋がるいわば原点となったのが「自然出産」でした。今年農カフェわのんをオープンするにあたり、そこの原点に改めて感謝し、光をあて、たくさんの方とシェアしていきたいと思い、今回の上映会を開催する運びとなりました!(堀江さん)
玄牝とは?
『谷神不死。是謂玄牝』――谷神(こくしん)は死せず。これを玄牝という。
タイトルの「玄牝」とは、老子の『道徳経』第6章にあることば。大河の源流にある谷神は、とめどなく生命を生み出しながらも絶えることはない。谷神同様、女性(器)もまた、万物を生み出す源であり、その働きは尽きることがない。老子はこれを玄牝――“神秘なる母性”と呼んでいる。(『玄牝』ホームページより)
玄牝上映会&松浦照子さんを囲んでのシェア会
- 【日程】
- 11月11日(金)
- 【時間】
- 13:00~14:30『玄牝』上映
- 14:40~16:00 松浦さんを囲んでのシェアリング
- 18:00〜 希望者で懇親会
- 【料金】
- (上映&シェア会)
- 予約 3,000円/当日 3,500円
- (懇親会)
- 2,500円(食事&フリーソフトドリンク付)
- 【会場】
- 農カフェわのん(長野県小諸市八満140)
- 【予約・問い合わせ】
- TEL. 090-7197-5759
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