トップ >

住まい工房:心地よい木の香りが安眠に誘う「快眠・信州ひのき枕」&優しい手触りの木のおもちゃが導く健康的で心安らぐ木の家づくり(松本市井川城・佐久市)

更新: / 公開: 2014年8月21日 ( ※ 古い情報です ) / 文責:

松本市井川城にある「住まい工房」さんにおじゃましました。同社は、木の家、それも長野県産材を使った家づくりにこだわっている工務店さんです。その理念は“ママが笑顔で、家族がずっと暮らしを楽しめる家づくり”。 無垢の木や漆喰の壁など自然素材を使うほか、エネルギー効率のいい工法を採用するなど、環境にも住む人にも優しい家づくりを提案しています。

事務所の玄関を入った瞬間、フワーッと心地よい木の香りを感じました。
「私たちは慣れてしまっているんですが、皆さん、そうおっしゃいますね」と笑顔で出迎えてくれたのが、同社ウッドライフ事業部の坂本あゆこさん。木の家づくりを提案している会社ならではの思いがけない“おもてなし”に、緊張も自然にほぐれていきます。

挨拶を交わした後、お話を始めた坂本さんが、おもむろに取り出したのが、大きな枕!  手にとってみると、これぞ木!!  と言わんばかりにウッディな芳香が漂ってきます。   
「これ『快眠・信州ひのき枕』って言います。木曽を中心とした南信州のヒノキ材を5mm大の正方形のチップにしてネットに入れてるんです」と坂本さん。

実は、今日の取材の目的の一つが「ヒノキの枕」とは聞いていたので、そのときまで想像していたのは、木を削った箱枕みたいなもの。さすがに、その想像とは違っていたものの、木のチップって、何かゴワゴワしているような〜。そんな、ちょっと懐疑的な気持ちで、実際に枕を頭に当てて寝てみるとー……。
これが、気持ちいいんです!  ゴリゴリした感じは、ぜんぜんなく、むしろ、チップで頭の形が固定されるので、しっかりとホールドされる安定感があります。
それに、何と言っても心地よいのがヒノキの香り!  何か心からリラックスして、そのまま眠りの世界へ入り込んでしまいそうです。

「心地よさの秘密は、チップ一つ一つの角すべてを研磨して、丸くしているからなんですよ。枕の高さは中のチップの量を調節して合わせられます。ヒノキの持つ抗菌作用や調湿作用もあって夏は涼しく、冬は暖かく一年中快適に眠ることができます」

ただ実は、この枕、お値段が16,000円(税別)と、決してお安いものではないんです。ところが、発売からまだ間もないのに、予想以上のうれしい反響があり、「よく眠れるようになった」という声が多く寄せられているのだとか。
それだけ睡眠で悩んでいる人がたくさんいるということであり、よく、人生の3分の1は眠りだと言われる通り、その睡眠を、より上質なものにする工夫って必要なんですよね。

松本市の本店、あるいは佐久市の東信支店で実際に手に取ってみてください。

坂本さんが所属するウッドライフ事業部は、文字通り、木のある生活を提案しているのだそうです。

「私たちは、木の家をつくりながら、木の持つ温もりや安らぎ、環境への優しさなんかをお伝えしたいと思っているのですが、そんな木の魅力を、家づくりの前の普段の生活の中でも感じてもらえればということで、この事業部ができました。ヒノキの枕のほかに、木のおもちゃも紹介しているんですよ」

そう言いながら坂本さんが見せてくれたのが 、木で作られた犬の形の引き車。子どもの頃から木に親しんでもらいたいと、地元の木工作家さんとのコラボで生まれたものの一つです。手にすると、その優しい手触りとぬくもりを実感します。
「おもちゃって、子どもの情操と知的思考を育むもの。良いおもちゃの環境を用意してあげるのも親の務めかもしれませんね」と坂本さん。

そんな住まい工房さんの家づくりと、さまざま取り組みを身近に体感できる場所として、この度、松本市渚の「松本住宅公園」内にモデルハウスができ、オープンしました。テーマは「地産地消」、そして「人と地球にやさしい暮らしづくり」。信州への移住を考えている皆さんにも木の家を実感できることでしょう。一度、足を運んでみてはいかがですか?

一辺5mmの正方形のヒノキのチップが安眠の秘密

木曽と南信州産のヒノキを原木のまま半年以上乾燥させ、こだわりの製造行程を経て作ったヒノキチップを使用した「快眠・信州ひのき枕」。その誕生には代表取締役社長・中島崇伸さんの、ふとした気付きがあったのだそうです。

「いつものように、いつもの枕をしながら寝ていたとき気付いたんです。そうかー、この枕、石油加工商品なんだよな〜って。大切な頭に、しかも何時間もの間ずっと、あてて寝ていたんだ……」

そう気付いてしまったら、もう放っておくわけにはいかなかったとのこと。だったら自然素材の枕!  でも、どんな素材がいいんだろう、と思案したところ、当然のことながら、その答えは身近にありました。自分たちが日頃から使っているヒノキ。ただ、それをどう加工すればいいのか……。
それを解決したのが、ヒノキチップを製造している地元の木工場との出会いでした。特許取得の機械で一粒一粒の角をけずってなめらかにし、手作業で丁寧に選別した一辺5mmほどの正方形のチップが、中島社長の思いを実現したのです。

ヒノキには、「抗菌・防虫」「リラックス効果」「消臭と空気清浄」「調湿機能と断熱性能」など8つの効果がありますが、香りもその一つ。最近は、柔軟剤や消臭剤などで香りが注目されていますが、人工的に作られているとすれば、ちょっと気になります。その点、枕のヒノキの香りは自然そのもの。日本人にとってはなじみ深い“和の香り”が安眠に導いてくれるのです。それでも、時間がたてば香りは少しずつ薄らぐものの、チップ同士がこすられたりすると復活するとのことでした。

枕は、専用のメッシュ袋にヒノキのチップが8ℓほど入っているそうですが、袋からチップを出し入れして量を調節することで、子どもから大人まで、それぞれ自分にあった高さに合わせることができます。

販売開始以来、多くの方に愛用していただいているとのことですが、中には、敬老の日や内祝、御礼などの贈答品として利用している人もいるのだとか。ひのき枕の入った化粧箱は重量感がありますが、贈り物を受け取った人が、箱を開けた途端に漂う木の香にビックリしながらも、うれしそうに微笑む姿が目に浮かびます。

流行に追われず、丈夫で安全な木のおもちゃ

先ほど見せていただいた、木で作られた犬の形の引き車。実は、子どもの年齢によって、その関わり方が変化するそうなんです。
0歳では、動いている犬を追視(動いているものを目で追うこと)するだけですが、1歳になると犬を引くようになります。でも、このときは犬が横倒しになってもおかまいなし。それが、2歳ではバランスをとって、犬をコロコロ転がせることができるようになります。さらに年齢が進むと、犬を友達に見立てて声がけをするようになります。

このように、本来おもちゃは、その子の年齢に応じて役割を変え、その成長に大きく貢献していくものなのだそうです。流行に追われず、丈夫で安全な木のおもちゃは、さらに次の兄弟姉妹にも受け継がれていきます。

先ほどの坂本さんの「おもちゃは環境」という言葉が印象的に残っています。よく、「おもちゃを多く買い与えるのは、子どもを甘やかして、教育的に良くない」などと言われます。でも、チャイムなど音の鳴るもの、クルクル追視をさそうもの、ハンマー叩き、ブロックや積木、粘土、人形、ままごと、パズル、ボードゲームなど、子どもたちの集中力や創造力、想像力を養うおもちゃは、生活の中、常に身近にあって、子どもがいつでも関われるかんきょうにあることが大切なんだと思います。それは、決して甘やかしではないのです。

これに対し、キャラクターや流行を追いかけて、子どもたちの興味本位に訴える玩具は一過性のものです。時のヒーローやヒロインになりきるなど意義もある側面もあるかとは思いますが、誕生日プレゼントなど、こちらは必要最小限に留めていいのではないでしょうか。

「小さな頃から親子で木のおもちゃで一緒に遊んでいく中で、例えば、『このおもちゃは、山にある木を切って、運んで、それを作家さんが作ってくれたものなんだよ』なんてこと話すことで、ものを大事にする心や自然環境に目を向けるきっかけになればいいな、なんて思うんです」

と坂本さん。

今、坂本さんの中では、木のおもちゃが定期的に届くコースみたいな仕組み作りが密かに進行中とのこと。シーズンごとに年齢に合った木のおもちゃが届くなんて、どこかワクワクしてきます。とっても商品化が楽しみです。

身体と環境に優しい家を建て、その後の暮らしもプロデュース

住まい工房さんでは、木の家と木のある生活を、様々な面から提案しています。

「やっぱり木がまわりにあると気持ちが安らぎますよね。目には見えないけど、すごい癒しの力に囲まれているということなのだと思います。これが自然素材の良さなんですね」

と坂本さん。

そして、家を建てるための具体的なノウハウはもちろんのこと、その家で暮らす家族の生活がより豊かなものになるようにと、資金面の相談からライフプランまでトータルで考える家づくりを提案しています。また、建築中には大黒柱の皮むきをしてもらったり、張り終えた床を磨いてもらうなど、家づくりの工程にも関わってもらう中で、家を“買う”のではなく、“創る”ものだということを実感してもらえるような家づくりを進めています。

住まい工房の一貫した理念は、“住んでいるご家族が楽しく、幸せな暮らしの演出”です。ですから、家を建てるだけでなく、その後の暮らしについてもプロデュースさせていただけたらと思っています」

お店からのヒトコト

私たち住まい工房では、 木と自然素材を用いて、健康的で安心な家づくりを進めています。でも、家は建てるものではなく、暮らすものです。どんなに自然な家をつくっても、その後の生活が健康的で幸せでなくては、家づくりは完成しないと思うんです。だからこそ、ウッドライフ事業部の活動を通して、日々の暮らしが豊かになるご提案をしていきたいと思っています。
坂本あゆ子

本店&モデルハウス
webサイト http://www.sumaikobo.com/
電話番号 0263-28-6351
住所 長野県松本市井川城3-7-27
営業時間 9:00~17:00
定休日 無休(正月・お盆を除く)
東信支店&モデルハウス
電話番号 0267-54-8170
住所 長野県佐久市猿久保22-8
営業時間 10:00~16:00
定休日 水・木曜日