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どのメディアの情報が信じられますか?

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英字新聞テレビ、ラジオや新聞のニュース記事は真実を伝えるメディアだと思っていましたが、インターネットで様々な情報が飛び交う時代になって疑念を持つ人が増えていると思います。私もそうです。“大本営発表”という言葉がまた使われるような時代になるとは思ってもみませんでした。

電波にしても新聞にしても報道するための紙面や時間は有限であるため選択が行われるのは当然で、そこでなんらかの編集方針により表現のブレが発生し、結果的に受け取る側の認識に影響するということがあるでしょう。
しかし、それ以上に意図的に真実が隠されあるいはゆがめられて報道されているような気もしてしかたありません。

もちろんインターネットで発信される情報は、発信元が多く、また無限のスペースを使えるだけにより偏った記事になるはずです。
そのような状況にある我々受け手はどうすればいいでしょう。
受け手がさまざまな情報から総合的に判断するしか無いのではないか思ってます。
真実と嘘を見抜く目です。
知識、教養、人生経験によって培ったフィルターによって選別してやりましょう。
インターネットで情報を探査することはできるようになったのも役立つはずです。

このような日本の今後の行方に影響してきそうな情報の問題以外でも、虚偽の情報というのは飛び交っています。

デマを流そうという意図は無くても“シェア”“リツート”で結果的に間違った情報を広めてしまうこともあります。
つい先日もオノ・ヨーコさんが病院に搬送され意識が無いというような間違った情報が流れてました。私の友人もリツイートしてました。でも事実はそうではありませんでした。
私も今のポール・マッカートニーはアルバム「アビーロード」のころ死んだポールの替え玉だというロシアのメディアの記事を真に受けてしまったことがあります。
事実なのか憶測の情報なのかまず気にして行動しないとデマの“拡散”を手助けすることになりかねません。
注意です。

また、パクリの情報はたくさん流れています。
あたかも自分が撮影した可愛い猫の写真のようにSNSで拡散を狙いなんらかの自分の利益につなげようという輩がいます。
パクリの写真かどうかを判定するようなサービスまで現れて苦笑してしまいますが、それだけ多いことなのです。

情報の信憑性に対するインターネットの影響と活用を理解して接していくことが今後ますます必要になっていくと思われます。


コラムニストのプロフィール :

日本最大級のポータルサイトYahoo! JAPAN、NTTグループのgoo、あるいはソフトバンク・グループのインターネット関連事業でプロデューサーやWEBディレクターとして各種サービスの企画から運営まで15年以上の経験があります。 この経験とスキルをいかし、人々の暮らしが豊かになるようお役に立ちたいと考えております。 軽井沢の「醉器」(http://swhiky.com/)という店の店主でもあります。

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