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一人芝居『見えないヘソの緒』上演! 佐田詠夢さんのピアノの音にのせて、佐久間レイさんが一人三役を演じる、それは、まさに生アフレコ、生ラジオドラマ!!︎

更新: / 公開: 2015年8月25日 ( ※ 古い情報です ) / 文責:

 

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2015年9月13日(日)、上田市の塩田公民館で、「佐久間レイ&佐田詠夢 語りと音楽のひととき」が開催されました。

アンパンマンのバタコさんの声でお馴染みの佐久間レイさんは、声優の仕事のかたわら、自ら物語を創作していて、1995年には、文章を書いて絵を描いた絵本に、ナレーションを吹き込んだCDが付いた『ボイスシアター・みつけて』(あすか書房)を出版されています。

その後、10年ほど前からは、20分ぐらいのオリジナル脚本を創作し、ピアニストの佐田詠夢さん(お父さんはシンガーソングライターのさだまさしさん)の音楽にのせて、佐久間さんが一人で演じる活動を続けています。未来の自分に励まされる『いつか見る景色』、親子の絆を描いた『魔法のかばん』など、いくつかありますが、今回の会でも上演します。その作品『見えないヘソの緒』は、子育てと仕事の間で悩むお母さんと娘のつながりを描いています。

詠夢さんが作曲したBGMの生演奏にのせて、佐久間さんが、お母さん、女の子、おばあちゃんの3役を演じ分けます。
さながら、それは、アニメーションのアフレコ、あるいは、ラジオドラマの収録そのもの。
声と音楽のプロの競演で繰り広げられる生ドラマの世界、その臨場感、迫力に圧倒され、物語を共有するにしたがい、涙がこぼれてきます。

そんなドラマの最後の言葉です。

「お母さんと子どもの心は、まだ、“見えないヘソの緒”でつながっているんですものね。心が大きく育つように、たくさんの愛を送る見えないヘソの緒。いつの日か本当に巣立っていく、そのときまで、ずーっとつながっているのよ。そして、見えないヘソの緒は、絆っていう名前に変わっていくの」

いったい、どんなお話が、この言葉につながっていくのか、機会があったらご覧ください。

※ 写真は、以前のライブでの、声優・池田昌子さんとの共演の様子と著書『みつけて』