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飲み比べが楽しい! 中国茶を美味しくいただくためのワークショップ&お茶会がシリーズで開催中です @cafe風香 in 佐久 7/27・8/22

公開: ( ※ 古い情報です ) / 文責:

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佐久市中込にあるカフェcafe風香」さんで、中国茶を美味しくいただくためのワークショップ&お茶会がシリーズで開催されていて好評です。

7月18日(金)に行われた第2回のお茶会におじゃましてきました。
18:30~の会には、佐久市内のお母様をはじめとする女性6名が集まりました。
講師はもちろん、ご主人の福士章さん。まずは、座学による勉強会です。
お茶の効能/茶葉の選び方/お茶を美味しく入れる4原則/高山茶の特徴/手摘みと機械摘みの特徴  etc






全部をお話する訳にはいきませんが、印象に残ったことを1つ2つ。
お茶は、大きく緑茶黄茶白茶青茶烏龍茶黒茶(プーアル茶)・紅茶に分かれるのですが、発酵がある紅茶や青茶は温性(身体を温める性質がある)です。身体が温まると新陳代謝もあがります。これに対し、緑茶は凉性(身体を冷やす性質がある)です。日本茶も緑茶なので、夏に熱い日本茶を飲んでも涼しく感じることもある反面、温かいからと冬に飲み過ぎると、冷え性の方などには逆効果ということもあるそうです。

また、お茶も科学! ということで、作法も理にかなっているそうです。お湯のほうが香りがたつからお湯を温める、茶器も温める、それを面倒臭がっていたら、美味しいお茶は飲めないということ。それは、きっと、ほかのどんなことにも通じるんでしょうね。

次には、お楽しみの中国茶・台湾茶の飲み比べ(テイスティング)です。
その方法は、まず、茶葉の外観を見ます。そして、お茶の色(水色)を見てから香り(香気)をかいで、いよいよ口にふくませてを確かめます。で、これで終わりではありません。最後に茶殻の状態を見る、だけでなく、触ったり食べてみたりもします。

今回、飲み比べたお茶は、白牡丹(白茶)・安渓鉄観音・鳳凰単欉 蜜蘭香・肉桂(青茶)、木柵鉄観音の5種類。一口に中国茶と言っても、こんなにも種類があって、こんなにも違うのかと驚きます。
水色は薄い黄色から飴色のもの、味も、さっぱりしたものから、コクのあるもの、さらに甘味を感じるものまで、さまざまです。

座学では、ちょっと神妙にしていた参加の皆さんも、なんだかんだとワイワイ楽しそうに、でも真剣に、お茶の違いを吟味していました。
普段は、少しずつの飲み比べ、あるいは、食べ比べって、なかなかできないので、とっても貴重な経験であり、数ある中国茶の中での自分の好みの傾向がわかるので、今後のお茶選びに役立ちます。

「飲み比べると舌が鍛えられるから、ぜひ、子どもに体験させたいし、そうだ、今年の夏休みの自由研究なんかにいいですよね」

と、さすがお母さんの意見でした。

で、今日の最後には、特別に、今、CMなどで話題の黒烏龍茶を飲ませていただきました。実は、黒烏龍茶って、もともと中国や台湾にはなく、健康嗜好やダイエット用に日本人向けとして生まれたもので、茶葉の焙煎をきつくしたものなのだそうです。-

さて、そんなこんだで、あっという間の1時間半(ちょっと延びましたが)でしたが、楽しく有益な時間を過ごすことができました。

好評なお茶会の次回は、8月22日(金) 18:30〜20:00に第3回が開催されますので、興味関心のある方は、ぜひご参加ください。

そしてそして、平日は都合がつかないという方、最初から参加したかった〜!とういう方のために朗報です。
7月27日(日)の朝9:30~11:00に、シリーズの第1回の内容でのお茶会が開催されます。

中国茶ワークショップ&お茶会
【日時】
7月27日(日)  9:30~11:00  シリーズ第1回
8月22日(金) 18:30〜20:00  シリーズ第3回
【場所】
cafe風香 (長野県佐久市中込3538-2 キリュウビル 1F)
【問い合わせ】
0267-78-5215