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体と心のほぐしサロン(柳園院):会話を楽しみながら体と心をほぐし、自然治癒力を高める癒しのサロン(長野県佐久市)

更新: / 公開: 2014年7月14日 / 文責:

佐久平駅から南へおよそ11km、臼田コスモホール近くの住宅街に、ハンドセラピーの「体と心のほぐしサロン柳園院」さんがあります。こちらは、体と心をほぐしてもらい、ゆったりした気分に浸りながら、元気も注入してもらえるサロン。その魅力は、経営者で施術者の三ツ井克子さんの手技と温かいお人柄です。

ハンドセラピーでは、手を使って体全体をほぐしていき、体内にある毒素を取り出し、新しいパワーをとり入れます。全身の脱力と鎮静を促進させるリラックス効果とともに体の自然治癒力の活性化も促すそうで、肩こり・腰痛・頭痛・冷え……、そして、イライラ・無気力・不安感などなど、体や心の悩みを抱えている人が訪れているとのこと。
「身体をほぐせば、心もほぐれますよ」と三ツ井さん。

ニコニコ笑顔で迎えてくれた三ツ井さんに、早速、施術してもらいます。
最初に簡単なカウンセリングの後、リラックスできる服に着替え、まず「全身の関節をゆるめるマッサージ」を始めます。
仰向けに寝て、足指から腰、腕へと、やさしく回したり、押さえたり、少し引っ張りを加えたりしながら全身の関節をゆるめていきます。力の加減はとてもソフトなので安心して身を任せられ、関節のひとつひとつがホロホロとほぐれていく感じがします。何も考えずに身をゆだねることが重要なのだそうです。三ツ井さんとの会話を楽しみながら時間が過ぎていきます。

次に、「生理学的リラクゼーション・マッサージ」です。ポーズはまず仰向け、次にうつ伏せになります。首は指示に従い右を向いたり、左を向いたりして行います。そして、足を倒したり、腕や肩を持ち上げたり、一つひとつの手技の秒数をカウントするように大切に全身へ手を置いていきます。
この間10分、脳はアルファー波が出てくる状態になるので、三ツ井さんも、このときばかりは話をせず、施術に集中します。すると、受け手の脳内が完全にリラックスした状態になるのだそうです。体に閉じ込められた緊張が解放されていくので、非言語のコミュケーションスキルとも言えるのだそうです。
時間のない時は、ここまでで(約30分)終了することもできます。

続いて「リフレッシュ・マッサージ」。回したり、ピッと引っ張ったりしながら全身をマッサージし、身体の凝った部分をほぐしていきます。すると、不調な細胞が整って、本来の役割を果たすようになるのだそうです。引っ張ったりするといっても痛くはなく、かえって、その刺激が気持ち良いんです。じんわりとした温かさとふんわりした感じで、全身の力が抜けて身体が浮いているような、なんとも言えない心地良さでした。

そして、仕上げは「アロマ・マッサージ」。これが、また至福の時間なんです。
アロマ(精油)は、西欧では医薬品としても使われており、嗅細胞を通して脳に直接作用し、心身に働きかけるのだそうです。
柳園院さんでは、東京表参道の「アメ・アンビエント」の調香師・古田一美さんによる特注ブレンドのアロマオイルを使用しています。ベースになっている精油は、リンパや体液の流れを良くし老廃物であるセルライトの除去作用のあるものや、細胞の活性作用のあるものを選んでいるそうです。さらに、季節ごとに必要な香りを選んで、例えば、4月の芽吹きの頃は、テンションを上げ、本能の力をアップするものを取り入れているのだとか。
アロマ・マッサージは、アロマオイルが皮膚からも吸収されて全身に作用するそうですが、豊かな香りの中にいるだけでも、とろけるような心地良さを味わうことができます。

これで施術は終了です。

柳園院さんの施術時間は30分から2時間程度と幅があります。「施術を受ける方の都合に合わせてじっくりと向き合わせていただきたい」という三ツ井さんの考えです。なので予約の際は、気軽に時間の希望を伝えてくださいね。施術料は、時間に関わらず初回1,500円、2回目以降3,000円なんですよ。

そんな三ツ井さんのハンドセラピーは、その技術が素晴らしいのはもちろんですが、実は、施術中の三ツ井さんとの会話が、また良いんです。
たわいもない世間話もあり、また、三ツ井さんの豊富な実体験から紡がれた、おおげさに言えば、人生の生き方や悩みの乗り越え方、いわゆる自己実現のお話が聞けて、本当に心を元気にしてくれるんですよ。
まさに、身体と心のリフレッシュ・ケアです。

施術前は心を自然体に

柳園院さんのサロンは、ごくごく普通の民家の一室です。でも、それだけに、何となく心が落ち着きます。
施術を始めるに当たってカルテを作るので、名前、住所、生年月日などを簡単に記入して、リラックスできる服に着替えたあとは三ツ井さんにすべてお任せ。何も考えずに身をゆだねることが最も重要なことだそうです。

そしていよいよ施術開始です。
まず、うつ伏せに寝た状態で両足をまっすぐに伸ばして、脚長差(左右の足の長さ)を確認します。左右の足の長さは生まれつき若干の違いはあるらしいのですが、その人が感じているストレスによっても違ってくるのだそうです。

「脚長差が少しあるわね。日頃ストレスは感じてない?」という三ツ井さんの問いかけに答え、仕事内容やライフスタイル、あるいはストレスと感じていることや肩・首が凝っていることなどを伝えました。続いて、足先を膝からお尻の方へ曲げていって、身体の硬さやコリ具合を確認します。
「平均して心(意識)が硬いと身体も硬くなります。苦労や悩み、不安などがあって心が頑なになっていると、それが身体に表れてくるんですね。それを徐々にほぐしていくのが私のハンドセラピーなんです」

と三ツ井さん。

施術中は、今されていることは、どんな効果があるんだろう…などと意識を過敏にせず、ただ素直に、気持ち良くて嬉しいな~と思うほうが、関節が緩みやすく、脚長差も整いやすいそうです。自然の中で生きていること、生かされていることを有難いと思える心が身体をほぐすのだとか。

ハンドセラピーは「手当て」

仰向けに寝て、足関節から、かかとの踵骨(しょうこつ)、仙腸関節、股関節、仙骨へ。上半身に移って、背中の関節は下から上へ、次に上から下へとほぐしていきます。全身の関節をゆるめるマッサージです。

三ツ井さんによると、ハンドセラピーとは、手を使って体全体をほぐしていく『手当て』なのだそうです。
この「手当て」を身近に感じるエピソードを三ツ井さんから聞かせていただきました。
…体育の苦手な子どもは、体育の授業がある日の朝、必ず腹痛を起こします。お母さんは、身体と精神的なことを心配しながらも、大丈夫かと声をかけることしかできません。子どもは何回か学校を休んでいましたが、ある日お母さんが、何とかできないかと、そっとお腹に手を置くと、不思議に痛みがやわらいだというんです。お母さんに優しくしてもらったという気持ちが作用しながらも、その手の温もりが痛みを消していく、手当てとはそういうものなのだそうです。…

生まれたときの体重が安心の重さ

生理学的リラクゼーション・マッサージをすると、脳がリラックスするアルファー波が出てきます。10分間の沈黙の施術の時間です。このとき三ツ井さんは、身体に圧力をかける際、ある一定の力で押さえます。実は、そこに、人が生まれる瞬間にまつわる秘密が関係しているのだそうです。

人は初め、お母さんの胎内で、この世の天国のような幸せな時を過ごします。それが、陣痛が始まり、真っ暗な産道のトンネルを通ってくるとき、初めて全身のストレスを感じます。そして、オギャーと産まれ、助産師さんに取り上げられて抱っこされた瞬間にホッとして自分は助かったという幸せな感覚になるのだそうです。
そして、そのときの体験から、人は生まれたときの“体重”を記憶の中にインプットしていて、その重さが本人にとって、すごく安心する重さになるのだとか。だから、マッサージのとき三ツ井さんは、人の出生時の体重の重さほどの圧をかけています。すると、体は自然とあの幸せな瞬間を思い出すんですね。

施術の後に、そんな説明をお聞きすると、静かな沈黙の中で三ツ井さんが、優しい思いで丁寧に全身を労わってくださっていることが身にしみます。

へそ曲がりの細胞を修復しながら身体を労わる

ハンカチのしわを伸ばすときのように、関節を揺らして「ピッ」と伸ばすリフレッシュ・マッサージは、全身の細胞を整える施術なのだそうです。人間の身体の60兆個の細胞すべてが素直に自分本来の役割を果たしていれば健康な状態なのですが、いくつかの細胞が“へそ曲がり”を起こすと、その部位が不調になります。そのへそ曲がりの細胞に、あなたはあなたの役割をきちんと果たしなさいというサインを送ることが「ピッ」とする手技なのだとか。

「私は、身体のバランスを崩している方や行き詰りを感じている方の人間力を高めてさしあげるお手伝いができるかなという思いで施術しています。その人との出会いのなかで、何か私にできる役割があると思うからです」

と三ツ井さん。

仕上げは豊かな香りの中でのアロマ・マッサージです。
施術中に痛気持ちいい個所がありました。すると、「痛いところは、体の持ち主、つまり、あなたね。あなたに、ここを使いすぎてますよ~、と教えてくれているサインなのね。それが体の自浄作用なんです」と三ツ井さん流に説明してくれました。とても肯定的な考え方で身体の声を伝えてくださるので、素直に自分の身体に意識を向けることができます。
三ツ井さんの施術を受け、お話を聞いていると、心がリラックスすると同時に、三ツ井さんが身体への優しさや労りをもって接していることが感じられ、自分の身体をとても愛おしく思えてきます。

人生は「めだかの学校」

三ツ井さんは、18歳まで佐久市臼田の青沼地区で育ち、その後、東京や千葉で進学・就職・結婚生活を送っていました。保健師、養護教諭の経験があり、そのうえで身体と心を癒す技術を習得したいと何人かの師匠に就いてハンドセラピーを習得し、東京日本橋で「ストレスケアセンター日本橋」「バランスセラピースクール日本橋」を経営していました。
その後、60歳でご主人の両親の介護のために臼田へUターンし、平成17年に旧柳園院を開業しました。そして、サロンを経営しながら、地域の民生委員を2期努め、保健師としては、佐久市の健康づくり事業のお手伝いをされています。今でも、施術だけでなく、人間性を磨くための情報があると、都心の勉強会へ参加するなどして技術と知識の研鑽に取り組んでいらっしゃいます。

施術中は、そんな人生経験豊富な三ツ井さんとのおしゃべりを楽しむ人も多く、時には、悩みを相談したりすると、フッと心に落ちる言葉を言ってくれるのです。

「実は、私自身、とても好奇心旺盛なので、お客様からいろいろなお話を聞かせていただくことが多いんです。そして、そのお話を自分だけに留めておくことができなくて、守秘義務を守りながら必要な方に必要な言葉を大切なキーワードとしてお話しているんですね」

と三ツ井さん。そして、人生は「めだかの学校」なのだそうです。童謡「めだかの学校」の歌詞を思い出してみると…、
♪誰が生徒か先生か~、みんなでお遊戯しているよ~♪
そう、誰もが師であり生徒であり、与え与えられるものを持っているんですね。
ご自身は謙虚で、他者から得ることを楽しんでいらっしゃる、その吸収力が三ツ井さんの英気に繋がっていると感じます。

今回の施術中にお聞きしたことで印象に残っているお話を一つ。
人の言動に目に余ることがあると腹立たしい気持ちになりますが、そのマイナスの気持ちを、感情的にそのまま言葉に出してしまうと、負の連鎖が続くだけでなく、自分自身の細胞も傷つけることになるそうです。だから「怒り」の感情は有益ではなく、感情を抑えた冷静な言動がマイナスをプラスに変えるとのこと。
これは親が子どもを叱るときも同じで、ともすると親は「叱る」のではなく、自分の感情で「怒る」ことが多いのではないかということ。冷静に話をすれば子どもも理解できるのに、子どもから理由を聞くことをしないで怒ってしまうのです。こうして育った子どもが大人になると、自信が持てなくて、心の中でオドオドしてしまう傾向があるそうです。誰しも過ちは犯すもの。よく話を聞いてみれば頭ごなしに怒る必要はないんですよね。

体と心のほぐしサロンのある佐久地域は、地元コミュニティの交流がとても活発な地区。三ツ井さんは地元の方が気軽に集まって、お茶とお菓子を食べながら語り、学び合い、安心して過ごせる心の拠り所サロン「えんがわぼっこ」(毎週土曜日午前9時~11時半開催)の一員としても活躍中です。

お店からのヒトコト

私のやっているマッサージは、人の身体をほぐしてしなやかにする仕事です。柳園院の名前は、柳のようなしなやかな体をつくれば、考え方もしなやかになるという思いで「柳」の字を入れました。また、「園」は保育園とか遊園地など人が集まるところ。その二文字を名前にしたんです。 その柳園院の名前を、平成27年9月1日から変えました。看板を見て、何をしているのかが、すぐに分かるようにしたかったんです。ずばり、「体と心のほぐしサロン」!  です。

20年前、ハンドセラピーに出会ってから、私自身、生まれ変わった気がするんです。それまでは鎧かぶとを着たようなガチガチの人間でした。けれど、自然治癒力を引き出すハンドセラピーを知って、自分自身もありのままでいることの心地良さを知ったんです。それからは「究極の楽天家」になりましたね。「人生に無駄なものは何もない」と言うように、自分の身に起きることは必要があるから起こると楽観的に考えて、“いま”を前向きに楽しんでいます。そんな思いを皆さんと共有できたら、うれしいですね。
一年前の夏、長野県南佐久郡佐久穂町にある「森の幼稚園ちいろば」の園児のお母様からご縁をいただき、都内や川崎市、千葉県野田市への出張セラピーもやっています。畳二枚分のスペースがあれば大丈夫ですので、お気軽にお声かけくださいませ。

三ツ井克子

電話番号 090-4720-0557
ホームページ https://hand-therapy.jimdo.com
住所 佐久市下小田切135-9
営業時間・定休日 休日は特に決まっていないので、電話・メールにて予約を入れてください
※ メールでのお問い合せ・ご質問等はこちらから送信できます。

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