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【リラクオーレ通信】【東日本大震災情報】 栄村に「希望のたね」をまきましょう! ~震災支援ピンバッジプロジェクト~

更新: / 公開: 2011年11月1日 ( ※ 古い情報です ) / 文責:

2011年3月12日、東日本大震災の翌日に、もう一つの大震災が発生していました。
長野県栄村。県北の小さな村を襲った地震は、震度6強。その被害は甚大なるものでした。

全壊33棟、半壊169棟、道路被害約16億円、上下水被害約4億円、そして、深刻な農業の被害は約23億円。
しかし、3m以上の雪が積もる豪雪地帯の春は遅く、雪解けする4月になって、ようやく被害の全容が見えてきて、復旧作業が始まりました。そして、7か月にたった今でも、寸断された道路やひび割れた農地が姿を見せる箇所もあり、仮設住宅に暮らす人もいます。

また、残念ながら、多くの人の目が東北地方に注がれる中、言わば忘れられた存在となり、支援の手もなかなか届かないのも現状です。

そんな中、栄村出身のイラストレーター&ライターの“ゆきつぼ”さんと栄村復興支援機構「結い」の皆さんの共同企画で始められたのが「希望のたねピンバッジ普及プロジェクト」です。

☆「希望のたね」ピンバッジの想い☆
このピンバッジが、栄村に思いを寄せるきっかけとなって欲しいということが一つ。
それから、今、この現状の中で、自分なりの希望を見つけてもらいたいという願いを込めデザインしました。
今、生きていることに感謝して胸の前で合掌する手。
頭には、ちょこんと芽を出す用意。この芽は“希望”です。
皆が希望の芽を見つけて、花が咲きますように。
そんな想いを伝えていきたいのです。
ゆきつぼ

希望のたねの名前は「きー坊」。手にすると、あどけない、でも、どこか安心する表情に、ホッとして、心にポッとやる気がともります。小さなピンバッジから、大きな励ましの声が聞こえてくるのです。価格は200円。
ゆきつぼさんは、
「義援金が大事なことは大前提です。でも、それだけが目的ではない。“想い”を届けたいのです。この価格は、その気持ちの意思表示です」

そうなんです。お金だけが目的なら募金をすればいい話です。そうではないんですよね。ピンバッジを通じて一人一人の皆さんの心に芽生えた希望のたねがつながって、つながって、それが栄村の皆さんにも届いたとき、本当の意味での支援になるのかもしれませんね。
もちろん、それは東北の被災地の皆さんの希望のたねにもなるはずです。

《現在購入できる場所は…》
●長野市災害ボランティア委員会窓口
(市役所そば、市民会館となりのふれあい福祉センター1F)
栄村物産館またたび「道の駅・信越さかえ」
(長野県下水内郡栄村大字北信3746-1 火曜定休)
●おうがにっくふぇcococala(ここから)
(長野県東御市新張757-44 水曜定休)
リラクオーレでも取り扱います。「お問い合せ」からお申し込みください。

詳しくは、http://yukitubo.naganoblog.jp/

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