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【リラクオーレ通信】 被災地へ届け、ケーナの音色! チャリティー・ライブ開催

更新: / 公開: 2011年3月31日 ( ※ 古い情報です ) / 文責:

3月24日(木)の夜、戸倉上山田温泉の宿「滝の湯」さんで、cococalaさんの娘さん・みゆきさんと、リーダーうえむら一彦さんのフォルクローレ・デュオ“ベルデオスクーロ”の東日本大震災のチャリティー・ライブがありました。

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ライブに先立って、滝の湯の武井社長からご挨拶があり、今回のライブの趣旨を説明。料金の一部を災害義援金として、日本赤十字社に届けるということで、お客様の代表の方によって募金箱にお金が入れられました。

ライブが始まり、最初にうえむらさんの挨拶。
「皆様の心に響き、明日へのパワーにつながり、その思いが被災地の皆様に届けはうれしいですね」
次にみゆきさんの挨拶でしたが、被災地の様子を話すうちに、次第に涙声に……。改めて今回の災害の悲惨さを痛感しながら聞いた最初の曲「アンデスのケーナ」は、その哀愁的な音色が心に染み、胸が締めつけられるようでした。

2曲目の「小さな谷の小さな村で」は、みゆきさんが、南米の山あいにある小さな村の、ほんの日常の風景を描いて作った曲。その素朴でのんびりとした曲調を聴いていると、本当に、普通に暮らすことが、いかに幸せなことなのかを改めて思いました。

後半は、手拍子を交えたテンポの良い曲も演奏され、お客様と一体となって、楽しい時間が流れました。
しかも、本当に本当に偶然なことに、うえむらさんの住んでいる信濃町の隣近所の皆さんが、たまたま宿泊をしていたということで、ローカルな話題も飛び交う中、アットホームな雰囲気でした。

約1時間半のライブの締めくくりは、やはり定番の「コンドルは飛んでいく」。耳慣れたメロディーは心に響き、世の中に起きている様々な出来事を優しく大きく包み込んでくれるようでした。

震災の被害に遭われた皆様へのお見舞いと、1日も早い復興を願い、何より、皆さんが元気になってもらえることを願って、ライブは終了しました。



長野インターネット放送局より